❸カノカレと言う勿れ-陰謀論の真実

龍玄

真実は陰謀論の裏にある

カレン「1/6事件って知っているか」

カノン「1/6事件?前米国大統領カードによる議会襲撃?」

カレン「覚えていたか、よしよし」

カノン「バカにしてる?」

カレン「愛してる」

カノン「バカ…」

カレン「赤くなってぞ。当時の下院議長のペロリみたいだな」

カノン「はいはい、で、今更、何なの?」

カレン「主役が民主党から共和党に変わり、新たに1/6議会襲撃

    事件に調査委員会が立ち上げられた。マスゴミがカード

    主導の暴動だと決めつけた正に陰謀論。その決着をつけ

    る委員会だ。当時、裏付けのない報道でカードを追い込

    んだマスゴミがガクブル状態じゃないか。Witterのイロ

    ン・マークが民主党と結託していた隠蔽されていたメ

    ールや四万時間の映像を公開した。それが衝撃だった」

カノン「実録、議会襲撃事件ってやつね。予備知識はカクヨムの

    超限戦・洗脳術廻旋で得ているわ」


 カレンは「そうか。じゃ、これを見て」とWitterからmetubeに投稿された映像をカノンに見せた。下院議長ペロリがカード前大統領の長い演説を終えた背後で演説内容の原稿書類を破り捨てて見せた。そこで疑問が浮かぶ。分厚い書類を高齢の女性が意図も簡単に破ったことだ。映像は親切に破られる前の書類が記され、そこにははっきりと切れ目が入れられていた。計画的だと明かされた。ペロリ事務所は襲撃事件当時、デモ参加者に議事堂への立ち入りを許可する議事堂警察を阻止する可能性が高いから下院守衛官に「州兵が議事堂にいないよう」と指示を出していた。

 これは彼女が襲撃が行われることを知っており、それを阻止するのではなくデモ隊の進入をしやすくする事を物語っていた。それを証明する議事堂の防犯カメラの映像が公開された。当時、民主党が存在さへ触れさせなかったものだ。そこにはペロリの指示されたであろうイヤホンを付けた議事堂警察の男が扉を開け、デモ参加者たちを議事堂に押し込んでいた。押された女性は「なぜ、押すのよ。私たちをなぜ中に入れようとするのよ」と叫んでいる姿と音声が映し出されていた。さらに襲撃前に議事堂の閉ざされた扉を開け、待機している映像もあった。その議事堂警察は「これからデモ隊に催涙弾を撃つ。怒ったところで中に入れるんだ」との会話が残されていた。議事堂の中ではウエストウイングを開け、デモ隊の侵入を認め、議会へと誘導している。当初から警備されているはずの議会にデモ隊がなぜ侵入できたのかは疑問視されていたが「陰謀論・陰謀論」と叫ぶ民主党とそれを支持するマスゴミは聞く耳を待たないでいた。正確には、主謀者は自分たち。自作自演の襲撃劇だった。民主党主導の旧1/6委員会はこの映像を頑なに拒み、存在さへ否定していた。

 可笑しな輩とその仲間たち、マスゴミは真実を伝えない。根拠のない高らかな発言は、真実を知られたくないための行動だ。

 

カノン「何、これ!」

カレン「防犯カメラは見たってやつさ。映像の公開で見えた真実

    がある。半年・1年に渡り投獄された数百人のデモ参加

    者の無実。ペロリ下院議長、FBI、アンティファ、議事

    堂警察の共謀。司法省とFBIがそれを無視した事実だ」

カノン「カード大嫌いなペロリの画策か。女の嫉妬や怒りは怖い

    わよ~」

カレン「有難う。嫉妬させるほど俺はいい男なんだ」

カノン「バカいってろ」

カレン「議事堂警察は隠蔽に躍起になっている。ペロリの指示で

    動いたことが公になれば認めても地獄、否定しても地獄

    だからな」

カノン「警察も結局は雇われ人。人事権を抑えられれば正義も悪

    も金次第になるのね」

カレン「三権分立が聞いて呆れるってやつだな」

カノン「そう言えば確かカードの共和党何にも裏切り者がいたわ

    ね、確かRINOとか呼ばれている連中が」

カレン「いいね。話が進むよ。そう共和党から選ばれた新しい下

    院議長のマカシもその一人だと言われている」

カノン「じゃ、駄目じゃん。共和党の仮面をつけた民主党でし

    ょ、少なくても反カードってことよねぇ」

カレン「だから何度も投票が行われた。そこでカード側が条件を

    出した。それが今回の映像を民間の第三機関に分析させ

    ることだった。それをマカシがやったということだ」

カノン「ペロリ陣営の分裂。蜥蜴の尻尾きり」

カレン「恐竜の尻尾だろうね。これを国民が知れば民主党は崩壊

    だろうね」

カノン「その言い方からすれば、マスゴミが触れないってこと…

    いや、また陰謀論だと騒ぐのね」

カレン「だから、有名な第三機関に調べさせているんだ。しかも

    米国で人気抜群の人気配信局FOXのカールというキャス

    ターを巻き込んでね」

カノン「インフルエンサーを使うには賢いわね」

カレン「インフルエンサーじゃないけど、影響力は大きいよ」

カノン「でも大丈夫なの、土壇場で裏切られるってことは…。キ

    ャスターも雇われ人じゃない」

カレン「鋭いねぇ。実はFOXの取締役にポールがいるんだ。彼は

    カード大統領時代の前半の共和党の下院議長だが反カー

    ドのRINOだ。だから様々な圧力を現民主党のリーダー

    のチャックと組んで掛けている」

カノン「じゃ、駄目じゃん。規約を打ち切るぞって脅してTHE

    ENDじゃない」

カレン「そうかもね。人は金の力に屈する。人気キャスターも番

    組があっての事だからね。既に議事堂警察は動いた。カ

    ールのアクセスを監視し、制限を掛けている。理由は映

    像公開は議員やその側近に、議事堂警察に危険を齎すと

    いうものだ」

カノン「盗人猛々しいってこのことね」

カレン「自己弁護に必死だよ。それでけやばいって自白している

    のと同じだよ」

カノン「今何時、一大事じゃない」

カレン「ようかい体操妖怪第一か…どうして真実は隠されるん

    だ、どうして本当が語られないんだぁ、妖怪のせいなの

    か、そうなのか、今何時、一大事~」

カノン「冗談じゃなく、一大事ね。これって一大事じゃない。な

    ぜマスゴミは報道しないのよ」

カレン「バカだから。LGBTQ法案とか夫婦別姓とか意識の多様

    化を伝えれば済むものを法で縛ろうとする馬鹿さ加減。

    それに太陽光パネルの推進は時期早々。製造段階での国

    際問題を無視して、廃棄時の公害、設置近辺の土壌汚染

    は後で騒いだのでは遅い。汚染されれば生態系に悪影響

    を齎し、鳥・山菜・魚・昆虫に危害を及ぼし、人間にも

    及ぶ。それも自然災害や空気の自然の浄化気を壊してま

    で行うだけのアフターケアがなされていない今、利権で

    儲ける奴らの掌で踊り、甘い汁を吸う。奴らの正義は金

    を得られるか否かで未来などどうでもいいってことさ」

カノン「電気自動車もそうだったわね。電気スタンドも充電も考

    えず。電気代が高騰し、充電に時間も掛る。問題も解決

    せずに進めた結果、頓挫。バカでしょ」

カレン「それがマスゴミであり、反日議員たちや企業の在り方だ

    よ。俺たちに出来る事は見極める知識と考える構えだ

    よ。少なくともマスゴミや議員が声を上げるときはその

    反対を考える事さ。昆虫食もそうだ。真剣に取り組む企

    業の努力を自慢げに騒いでぶち壊す議員とマスゴミ。怒

    る企業もインフルエンサーでなく、誤った感覚知識を広

    めた議員やマスゴミに向けるべきだ」

カノン「だとして誰がそれを広げるのよ…、あっ、だから議事堂

    警察の取っている行動なのか」

カレン「ウォッツチ!今何時?辛いぜ マジ!ウィッスッ」

カノン「はいはい」

カレン「はいは一回ですから」

カノン「はいはい」

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