本屋
夢の詰まった本たちが、ひしっと詰まった本棚の数々。
ワクワクする。
未知の世界へ、
わたしを誘ってくれることに
期待しかない。
そんな、ワクワクが、とまらない場所。
−−−それが、本屋さん。
夢を見せてくれる、本たちに
「いってらっしゃい」と、思いを込めて。
選んだ相手に、しかと手渡す。
「ありがとうございました」と、本を見送る。
ここを離れた、あの本たちも、
きっと、誰かに夢を与える。
夢を運ぶ。
本屋は、夢を売る場所なのかもしれない。
と、
わたしは、入荷した絵本たちを眺めていた。
春の昼下がり。
いつか、また、白ウサギに会たら、いいな。
ようこそ、いらっしゃいました【KAC20231】 結音(Yuine) @midsummer-violet
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