本屋

夢の詰まった本たちが、ひしっと詰まった本棚の数々。


ワクワクする。


未知の世界へ、

わたしを誘ってくれることに

期待しかない。


そんな、ワクワクが、とまらない場所。

−−−それが、本屋さん。




夢を見せてくれる、本たちに

「いってらっしゃい」と、思いを込めて。


選んだ相手に、しかと手渡す。


「ありがとうございました」と、本を見送る。




ここを離れた、あの本たちも、

きっと、誰かに夢を与える。


夢を運ぶ。



本屋は、夢を売る場所なのかもしれない。

と、

わたしは、入荷した絵本たちを眺めていた。

春の昼下がり。









いつか、また、白ウサギに会たら、いいな。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ようこそ、いらっしゃいました【KAC20231】 結音(Yuine) @midsummer-violet

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ