僕を見つけたような気がした。

 気になったので、レビューします。このサイトに訪れる機会自体そうないもので。。。
 あまりカクヨム民が、「面白い作品」を追求したと述べる割に簡単で面白くない話ばかり書かれていらっしゃるため、「僕の人生を特定する」目的だったら、どうしようかくらいにしか考えていませんでした。正直その気はどこかにあったのではないか、と考えていましたが、内容を読む限り、共通幻想を十羽ひとからげにして、キャッチコピーとしている訳なのでしょう。信じられないというか、人間の発想はすごいところまで来ているな、と感じました。SNSキャッチコピー小説というか、もう小説ではない。
 そんな方々が一体どのようなものを読んでいるんだろう、と思ったら、案の定実用書といった、僕みたいな実用書と、ビジネス書とか、時事、ファッションの雑誌、本格推理小説、恋愛小説、ライトノベル、サスペンス、SFミステリ、SFファンタジーといった幅広く読まないんだ、と思いました。(僕は日本の小説は文才がないと思っていますので、海外のジャンルしか知らないのです、すみません。)
 そこが意外で、「なぜ、読もうとしないんだろう」とは感じず、「他者が自身の興味の幅を狭めてしまっているのか」と感じ、まだまだ感性が年老いている方々に出会い、ちょっと意外でした。音楽を聴きながら執筆することも以前はとある作家がやっているのを聞きやっていましたが、何というか、イメージの幅を狭める行為で、歌詞の世界観を丸まんま移しているだけでしかないため、音楽のインプットをやめていました。面白くないのです。自分の小説が一番面白いといえるのであれば、それはやはり自分の人生でしょう、と勝手に決めつけました。自分の人生の一部を刈り取って、デザインする、という形を取っていますので、プロットはありません。
 すみません。
 ネタバレではないですが、ネタバレすれば、執筆者市場調査に近い立ち位置で、アンケート調査の結果を広く公表しています。ただその立ち位置が、アニメといったウェブデザイナーやアニメーター、映画監督の仕事を行いやすくするための、創作物であるという正直メディアの権力に拠りすぎていて、「権力の犬」にならないように、自身の世界観を存分に出せれば素敵でしょうね、とは感じます。