3、ゲーム攻略に役立たない3の倍数の法則、豆知識

 ここから先は「3n」のゲーム攻略には役に立たないかも知れませんw

 ちょっとした豆知識とご理解下さい。


 応用編で「省いてもよい数字」として「0」と、3の倍数の「3、6、9」の4種類を挙げました。

 0以外の3の倍数を数学的に言うなら、ゲームタイトルである「3n」ですね。

 そして割り切れない方の数字の「1、4、7」は、数学的には「3n+1」であり、「2、5、8」は「3n+2」です。

 重要なのは、ここに出てくる「+1」と「+2」の余剰部分です。


 例えば応用編で出てきた、3で割り切れる以下の数字。

 7079267193


 これを計算する時、「0、3、6、9」を省いた「77271」の中から、足して3の倍数になる数字の組み合わせを探しましたね。

 そして「2+1」と「7+7+7」の2つに分けましたね。

 これは先の数学的な話で言えば、「7」の部分を「3n+1」に置き換え、「2+1」と「(3n+1)×3」になります。

 この際「3n」の部分も省けますので、「7」を「1」として計算出来るわけです。

 この例でいうところの「77271」だと、3で割り切れるかどうかを瞬時に判断するのは難しいのですが、仮にこれが「11211」だったらどうでしょうか?

 これなら「2+1」と「1+1+1」ですので、すぐに3で割り切れる数字だと分かりますね。


 ではもう一回、別の数字でやってみましょう。

 以下の数字は3で割り切れますか?


 78301583145375968392




 倍の20桁にしましたw

 今回も通常の計算はしません。

 応用編のやり方と、今回のように数字を全て「1か2」に変換する方法、2通りで試します。

 まず排除出来る4種類の数字を省き、残りが「781581457582」になります。

 これを普通に足すか、変換してから足すか。

 どちらがやりやすいでしょう?

 全部足すと「61」になり、1余るので「割り切れない」です。

 再変換した場合、「121221121222」で、足すと「19」ですから、やはり1余りになりますね。


 このように計算自体は簡単になるのですが、変換する手間がかかりますので、ゲーム攻略に使えるかは微妙です。

 ただ、「1、4、7」が全て「1」で、「2、5、8」が全て「2」だと頭の中で即座に変換出来るなら、計算が早くなる可能性もあります。

 これに関しては、ゲーム攻略の助けになるかどうか、計算が早くなるか遅くなるか、どちらとも言えません。


 以上!

 蛇足コーナーでした。

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レトロゲームプレイ日記番外編「3n」ニコゲー攻略 武藤勇城 @k-d-k-w-yoro

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