第9話 ママの小川
ママの現在です。
夫は、仕事をした後、食後の長風呂でリセットボタンを押して、ビールとアニメにゲームの毎日です。
長男は、就職活動がとても楽しいようで、学校も自動車にぶつかったときは手術でしたが、欠席も残念に思う程で、成績が少々落ちたことを今度の期末テストで挽回したいようです。
思えば、車も高速道路のキャンペーンに当たり、トミカ三昧でしたね。
夫の話では、それよりプラレールだったそうですが、組み立てるのは親だった気がします。
眺めるのはとても好きでした。
ブロックの類が殊更得意で、ラキューと言う小型のパズルで特に実力をみせてくれました。
それから、折り紙ですね。
ママが折り紙遊びを母から受け継いだり若い頃に学んだりしたことを詰め込んで、明るい家庭になりました。
長女は、体調を崩し、ずっと中学校へ行けていません。
今日は五分間診療の所へ親子で行くのですが。
月の殆どを通院で潰し、疲れると休みます。
家にいても、大きくんなったのに、ママのハグは栄養らしいです。
私の届かない物干し竿に届くまで成長してくれました。
お肌のアトピーは可哀想ですが、ストレスが減ってくれたら、よくなるかと希望は捨てていません。
ママは、いいことがありました。
子ども達の笑顔が大好きです。
夫も調子がいいときは好きです。
大人同士のお付き合いは苦手で、食事の件で色々あると引き摺ってしまいます。
最初に惚れたのだから、精神面で少々合わなくても仕方がありません。
皆、楽しみがあり、健康であればと願ってやみません。
◇◇◇
ここまでお読みくださり、誠にありがとうございました。
本作を書くのが心身に負担となって、長期間執筆できませんでした。
書きたいことがあったら、新しく書くつもりで、完結とさせていただきます。
ありがとうございました。
2023年12月15日
いすみ静江
【了】
母の河 いすみ 静江 @uhi_cna
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