第2話
あれから付き合って なんだかんだ一緒にいる俺ら。最近『付き合いが悪い』 って言われるけどなんだかんだ見守ってくれる優しいお前。付き合ってから変なあだ名で呼ぶようになって なんだかバカプッルみたいだ。だけど、俺が落ち込んだ時必ずお前は優しい声で励ましながら助けてくれる。本当に本当にいいやつだ。
お似合いな二人。共にわかり合って、重なりあっても。折り合いがつかない時は俺が自分勝手に怒鳴りまくって家を出ていく。パチンコ屋に逃げ込み11時くらいまで時間潰して気持ちを落ち着かせる。そして冷静になって
また帰る。手ぶらじゃなんだから、景品で化粧品を買って謝った。
そんなことを続けている俺らはついに別れた。突然のことで理解できなかった。俺はいつもながら家を出て行った。
小説版 『純恋歌』 不次鷹邑亮 @fuzitakayuusuke1
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