繰り返すのが良い

狙ってやっているのかわからないが、「Aは村人だ。村人のAだ。Aは村人で走っている。走っているA」って感じの繰り返し文章がだんだん心地よくなってくる。
猫とか子供に語りかけるような文章。絵本でも見かけることがある。走れメロスの冒頭部もちょっと似ている。
例えば猫に「ご飯だよ、美味しいご飯だよ、ご飯食べよう」って繰り返し言うじゃないですか?
いわゆる進次郎構文とか「大事なことだから2度言った」も似ているが、進次郎構文と違い意味がはっきりしていて絵本よりかな。お母さんが子供に絵本を繰り返し読んで聞かせてるような文体。
個性なのか狙ってやってるのかはわからないが、このまま最後まで行くのも悪くないんじゃない?