主人公が電子メイドの心を感じるまでに癒されます!

全編通して人物の行動や今何が起きているかの描写がとても丁寧で違和感なく頭の中で映像を浮かべながら楽しめました。

主人公と電子メイドだけでなく、登場するキャラクターのどれもが魅力的で、再び登場する際、あれ?このキャラ誰だっけとならないぐらいわかりやすく解像度が高いです。

作中に出てくる記憶と思い出の定義。
そこに主観があるかどうかだという考えには共感しました。

エウロパの壊れた姿を見た時のユイカの感情の表現が好きです。

他の機械には抱かなかった感情をこれまで心など存在しないと認めなかった電子メイドに向ける様をあそこまでドラマチックに描けるものかと感服いたしました。

エウロパのスイッチを入れた後のシーンも含めて大好きです。

上手く伝えられているかわかりませんが、私はこの作品が大好きです。

すばらしい作品をありがとうございました。