私は恋愛が書けない

番外編：初の公募体験談②

　さて、前のところでは作品の「これは良かったんじゃない！？」を自画自賛しまくっていましたが、まあ2次で落ちたということは商業作品的に、あるいはレーベルとの相性で「ちょっと違うな…」ってなったのだと思います。

　落ちたことは悔しく思いつつ、PDCAをやっていくことで今後に活かす……！ことができたらいいなぁという自己満足メインでまったりとまとめてみたいと思います。

【課題点：邂逅時に修正したい】

・入りのところがテンポが遅い＆説明が多い

　結構致命的なところか……？と個人的にはうっすら思ってます。2話分かけてほとんど師匠と静麗二人の会話で終始しているので、この辺りはもう少し場面にしても描写にしてももう少し心が躍るような演出を入れた方が良いかも

・一部設定面で矛盾がある

　これはウカツ！ポイントなんですが二つほど陰陽とあやかしの関連で矛盾があったので、そこは直しておきたい……！ 細かいところだとはわかりつつ、誤字や脱字と同じく一時になると気になるポイントだと思うので

【課題点：分かっているけど修正に時間がかかる】

・イベントの緩急が弱い

　物語である以上ドラマチックな展開というのは必要で、今回の場合それが静麗の正体がばれてからの展開

・感情の起伏が弱い／恋愛含む

　これはね～～～～～タイトルにもある通り私は恋愛を中心とした感情の変遷がゆっくり過ぎて……。物語の緩急に感情も影響しているけれど、その描写をもっと良く、分かりやすく出来たらよかったなというのはあります

　今回のビーンズ文庫大賞だと恋愛に限らずという形だったので、恋愛要素が薄かったのが原因ではないだろうな、と思ってます（だとしたら2次選考まで残れなかった）

　物語としてより色を出すのなら、もっとあやかしの中の不思議な世界観を描写やキャラクターで魅せたり、胸を躍らせるような展開を入れるのもよかったなぁと。

　……ただ今後の改稿でその方向でいいかは分からないんだよなぁ～～～！！！

　なぜならレーベルによって求めてくるものが変わってくるので、次を見据えてからでないとこの辺りはうかうか改稿が出来ない。

　一旦簡単に誤字や設定面は調整をしつつ、本格的な調整は目的と方針を決めねばなぁ。まずは直近の和風中華風恋愛コンに最低限修正を入れつつ出して、その後いい感じの募集がありそうならそっちに向けて改稿したいなと思っています。

　……まあ、恋愛が表題についているコンテストってなると一気に無理では？？？ってなっちゃうんですがね！！！

　私は恋愛が書けない（合言葉）

　なんで恋愛もの書いているんですか