第4話 コメント欄を閉じた経緯
今保存をする前に誤って更新をしてしまい、このページに書いた1500字ほどが消えました。コメント欄に引き続き、大変心が折れています……。頑張って、記憶を辿って書き直します……。
さて先ほどもお話ししました通り、PVが伸びるにつれて批判コメントも増え始めました。
「あまりにも救いがない」などなら良い方で、「なろうテンプレでさえ幸せになるのに、この主人公は不幸になる」「バッドエンドならタグつけて欲しかった。読んで後悔しました」など……。
読んで後悔しました、は、とても心にくるものがありました。ああ私は自分の作品で、人を悲しまったのだ、と……。
読んだ方を悲しませようとか、そんな気持ちは全く無かったのです。あくまでも主題は「主人公の幸せを願う仲間達の想い」でした(物語でもラストシーンに持ってきました)。
イメージとしては、悲恋とかメリーバッドエンドとか、そういった余韻のある美しさの物語でした。
もともと創作を始めたきっかけが「読者さんに少しでもワクワクやドキドキ、感動を味わってもらいたい!」という明るく純粋な気持ちからだったので、読んで後悔させてしまったのは、本当にショックでした。この作品を書かなければ良かった、とも思いました。
でも「バッドエンド」のタグは、どうしてもつけられなかったのです。盛大なネタバレになってしまう気がして……。
テンプレご都合主義は大好きな私ですが、ネタバレだけは地雷です。特にこの作品は「バッドエンド」と最初から分かっていては、少ない魅力が半減してしまうと思います。
それでも「ハピエンが読みたい!」と思っていた方がバッドエンドを読んでしまったら、不快になるのは当然のことです。悲しい思いをする方を減らすために、タグをつけるべきか……今も悩んでいます。
タグの話でもう一つ……最初の頃は「ざまぁ ?」というタグをつけていました。
本当は「ざまぁ」のタグにしようかと考えていたのですが、単純なざまぁではないかなと思い、「?」を付け加えました。
この形だと、「ざまぁ」で検索した場合にも出てきてしまいます……よね?(タグの仕組みがよく分かっていないのですが汗)
これも良くなかったです。
「これはざまぁではない」「ざまぁが読みたかったのに、騙し討ちされたようで卑怯」とコメントが来ました。全くもってその通りです。
ざまぁが読みたかったのに……追放側が不幸になったのは確かだけれど、「ざまぁみろ」という気分には到底なれない。
メニューを見て頼んだ料理が、予想と全く違うアレンジをされていたら、誰だって困惑するし怒りが湧いてきますよね。タグの付け方が良くなかったと猛省しました。「ざまぁ」のタグは、今は削除してあります(なろう版)。
あと多かったのは、「魔王の凶悪度が違いすぎる」です。
主人公は別国で新しいパーティを組み、その国の魔王を倒すことになるのですが……(国ごとに魔王がいるという設定でした)。
祖国の魔王は国民を全滅させる力を持っていたのに、別国の魔王はあっさり倒されて弱すぎる、と……。
これは単純に私の設定の甘さです!ごめんなさい!!魔王のパワーバランスの差とか、考えが及んでいませんでした……ごめんなさい……。
思い付きで書いてしまった自分の甘さを反省しつつ、その頃から「感想が書かれました!」という表示に怯えるようになりました。感想ページを薄目で開き、批判コメントに落ち込み、優しいコメントに泣きそうになる日々……。
あんなに嬉しかった感想が、恐怖の対象でしかなくなりました。タグ詐欺になってしまっていてごめんなさい、バッドエンドでごめんなさい、設定が甘くてごめんなさい……。
「実験的に書かれた作品ということですが、大人しくハピエンを書いた方が良いかと思います」という趣旨のコメントを読み、その通りだと思いました。
そして今日、そっと感想欄を閉じました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます