なぜ中世ヨーロッパ風な設定に有色人種の出番が少ないのか、そしてその改善方法とか?

黒のクワメと白のシレシア

第1話 ヨーロッパ風の設定だけど、本当に白色キャラしか登場しちゃいけないの?

最近、皆さんがこう思いませんか?


異世界ものって中世ヨーロッパ風な設定って多いなって。

そして、当然ながら、そういう舞台ともなると、キャラクターやそれに伴う国々の登場人物の大半も自然と白人に近い肌色を持っていると。


たとえ褐色やもっと濃い方の肌をしているキャラクターが出てきても、殆どが亜人になるのも注目すべき点ですね。


要するに、本当に設定上として明言される、【主流人口と違う民族やルーツを持っている登場人物】が殆どないということを。


実際に褐色肌をしているムーア人といった、有色人種も西欧の歴史に加わった事実があるのにも関わらず。


だから、私がこの創作論を通してで明確にしたいことは、なぜこういう偏った登場人物になるのかというのを徹底的に分析して、そしてどうやって改善に向かっていけるのかを説明したく投稿させて頂きました。


では、【白人】や【西欧人】の文化や名前にインスパイアされた王国が舞台であっても、本当に褐色や黒人といった有色人種を出したら場違いな要素になるのかというのを真っ先に調べて、明白にしたいと思います。


でも、その前には、そういう...いわゆる、【亜人ではなく、本当に褐色といった肌色をしている人間キャラクターが白人国家にマイノリティーとして登場する】例を紹介したい。


その構図が見られるのは中国製のオープンワルド系RPG、原神である。


そのゲームにはモンドという、西欧かドイツに近い雰囲気の国があるんだけど、プレイヤーが真っ先に出会う主人公以外の男性キャラは金髪で白人らしい肌色を持つ人ではなく、褐色肌の【ガイア】ということです。しかも、獣人とかダークエルフでもなく。


これは日本製ゲームだったら、まずは超珍しい展開になるんですよね?明らかに西欧風な国なのにも関わらず、そして他の登場人物や人口が殆ど白人らしい肌をしているのに反して、一人だけが褐色なのって。


異世界アニメを観てもそういうのが殆どないように見えるよね?褐色男性が序盤で最初の男性キャラとして出てくるのって。


グランブルーファンタジーではそういう展開がなかったし、ディオフィールド クロニクルでも褐色キャラもまったくいないし。褐色キャラがそれなりに多いのはテールズシリーズや最近の任天堂が作ったファンタジー系ゲームだけという印象がある。しかも、任天堂製は専用ゲームが多くて、PCに移植する作品があまりないですね。


では、次回でもっと解説を続けて、深い考察もしたいと思いますので、それまでに是非、ご期待ください!

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