あとがき

 fuusora様のお題で遊ぼう!

 『時を紡ぐ』

https://kakuyomu.jp/user_events/16817330651970461095

 こちらを、送らばせながら書いてみました。


 その時書けなかった理由は、

『《なにがし》とかや云う剣、ありけり』

https://kakuyomu.jp/works/16817330650841261529

 こちらの集中執筆をしていた為です。


 お題について考える。

 時を紡ぐ。

 時は、だいたいの意味で分かります。

 紡ぐ。

 意味を検索する。

 【紡ぐ】

 綿・繭(まゆ)を錘(つむ)にかけて、繊維を引き出し、糸にする。

 つまり、時間を引き出し、糸にする。

 ……意味が分からなくなる。

 色々調べて、何となくイメージができてくる。

 長い時間の中で紡がれて来た、人の物語。

 という解釈にしました。

 ということで、昭和19年に生きた千代という少女が、現代まで生きてきた思いのような形で書こうと思った。

 ただ人生をかいつまんで書くのは、何だかと思ったので、さざれ石=イワナガヒメという女神を登場させる。

 イワナガヒメはコノハナノサクヤビメと共に、ニニギに出されたが、イワナガヒメは醜かった為、送り返された。

 その為、イワナガヒメの絵は悪意を感じるものもありますが、面を被って美しい顔を隠した絵や、コノハナノサクヤビメの姉ということで、美しい描き方をされているものもありました。

 美意識というのは、受け手で千差万別ということで、特に醜いという表現をしませんでした。

 小説中のイワナガヒメを銀髪にしたのは岩清水のイメージでそのようにしただけです(^^ゞ

 今回登場する人物に桜木美月という少女を登場させています。

 こちらで登場している作品としては、

『夜空の桜鬼』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330650347275959

『壊れたオルゴール』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330650877920409

 にて登場しております。

 相方となる少年は、あえて名前を伏せておきましたが、描写はそのまま使用していますので、まああの少年ということです。

 時を紡ぐの解釈が、難しく中々に時間がかかりましたが、書いている行為は好きで、書く切っ掛けがあって、とても楽しかったです。

 fuusora様には、感謝しております。

 ありがとうございますm(_ _)m

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千代に八千代に kou @ms06fz0080

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