第2話 皆との戯れ(クラスメートと会話?)
俺の名前は和田大空、中二病だ。
今なぜ隣の席に幼なじみの矢田光がいるのか考えているところだ。
光は150cmほどで黒髪のショートカット、顔はいつも真顔に近く目が半分しか開いてない。
動物で例えるとハムスターに近い。
光とは小学校から一緒で、親同士の仲がいい。
そういえば、高校進学でどこにするか光に聞いても「内緒」と言って結局わからなかった。
お母さんに聞いても「どこに行くんだろうね。」と軽く流された。
お母さんはサプライズが好きなので、光にも話を合わせて内緒にしていたのだろう。
そういえば入試の日に光によく似た人がいるなと思ったが、あれは本物だったのか。
帰ったらお母さんに問い詰めよう。
でも、その反応が見たかったと感じられる顔で説明されそうだ。
そんなことを考えながら窓の外を眺める。
その隣で矢田がクラスメートの女子二人に質問されながら。
「矢田さんさっき中二び_和田君が言ってた言葉を翻訳してたけどどうして?」
「矢田さんてあの中二び_和田君と仲がいいの?もしかしてつき合ってる。」
どうやら内容は俺と光の関係性だ。
女子はそういった話が好きなのだろう。
マンガではここから誤解が生じてややこしいことになるのが定番である。
そこで俺が光に変わって説明してやろう。
光が「大空とは、」と言ったところで隣から
「我とシャープは古より友の関係だ。この力が目覚めた際に付き従うようなった。」
言い終わった後すぐに光が
「僕と光は幼なじみ。中二病を初めてから隣で翻訳するようになった。と言ってます」
と翻訳すると、相手の二人が少し驚いた感じで数秒たってから片方が
「えっと。矢田さんはよくあの言葉がわかるね。大変じゃない。」
と少し動揺するように言ったら光がそのまま何事もなかったように
「最初は驚いてよくわからないと思うけど、大空の言ってることはだいたい単純。その場で思いついた言葉をただ言ってるからあまり言葉にひねりがない。名前の一部から連想される言葉を英語にしてもじったりするのが無駄に大変。」
と長文で俺を馬鹿にしながら答えた。
相手二人は確かにと少し納得している様子。
幼なじみだからといってあそこまで馬鹿にされたので、さすがに言い返してやる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
話の流れはだいたい考えてるけど中二病の言葉を考えるのが大変です。
何か使えそうな言葉を思いついたら、コメントに書いてみてください。
俺の中二病を、幼なじみが同時通訳してくるんだが。 ゆずてん @yuzupi928
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。俺の中二病を、幼なじみが同時通訳してくるんだが。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます