22時限目 関東と関西での違い
関東と関西での違い
●大判焼きの呼び方
関東では「今川焼」、関西では「回転焼き」
大判焼きは。「おやき」、「小判焼」、「太鼓焼」、「太鼓まん」、「二重焼」、「まるまる焼」、「太郎焼」
●肉まん
関東では「豚肉」、関西では「牛肉」
●すき焼き
関東では「豚肉」、関西では「牛肉」
関東では割り下を入れ肉や野菜を煮る。関西では肉を焼いてから砂糖や醤油などで
野菜を煮る。
●うなぎのさばき方
関東「背開き」、関西「腹開き」
関東は武士文化が強く、切腹を嫌うことから背開き。関西では、商人文化が強く
「腹を割って話そう」で腹開き
●出汁
関東では「かつおだし」、関西では「昆布だし」
話題の日清「どん兵衛」は販売地域で味が違う。見分け方は本体フタに小さく
(E)(W)とあります。
昆布は奈良時代朝廷のあった京都・大阪へ北海道から船で運ばれ関西で売れてしまい関東には出回らなかった。
水の硬度の違いで関東は硬くかつおだしに適し、低い関西では昆布が適している。
●餅の形
関東では四角、関西では丸い
お雑煮は室町時代、京都のお寺や公家で食べられ、江戸時代に京都庶民に広がり江
戸に広がった。
江戸では人口が多く餅を丸まるのが邪魔くさく板で出した。
関東では海苔を巻き醤油で食べ、関西では砂糖醤油で食べる。
関東では醤油ベースで焼いた餅を入れ、関西では味噌仕立てで焼いていない餅。
●いなり寿司
関東では「俵型」、関西では「三画」
関東では俵に見立てたもの。関西では稲荷神社のある稲荷山に見立てたもの。
●食パンの厚さ
関東では六枚切り、関西では五枚切り。関東ではサンドイッチ用として、関西では
食事用として広がった説
●恵方巻
日本に恵方巻を広めたのは1998年セブンイレブン。でも、鬼門などを重んじる関西
のみで広がったのは否めない。ちなみに江戸は天海によって鬼門を設けられ守られ
ている。
●ところてんの食べ方
関東では、酢醤油に辛子、関西では黒蜜。江戸では寿司の酢が人気で、関西は和菓
子の黒砂糖が人気だった説。
●おでん
関東では醤油や砂糖で濃い目の味。関西は醤油と塩を加えた薄味
●かき氷
関東では器にシロップを入れ氷を。関西では盛り付けた氷にシロップ。
関東では見栄え重視でそうなった。
●七味唐辛子
関東では唐辛子を多め、関西では山椒を多めに。
●ソース
関東では中濃ソース。関西では「ウイスターソース」「お好み焼きソース」「たこ
焼ソース」「とんかつソース」など料理によって使い分ける。
京の着倒れ、大坂の食い倒れ。
●年越しそばの具
関東では海老天。関西ではニシン。これも昆布と同じで北海道から運ばれたか否
かが影響している。
●カレーや肉じゃが
関東では豚肉。関西では牛肉
国語の痴漢です 龍玄 @amuro117ryugen
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