アジアの肺

第1話

ドゥドゥドゥドゥドゥ・・・・・ハァハァハァハァ(チウ)。暑いよ。暑い!汗で全身ビショビショだよ。パタパタ。何でこんなに暑いんだよ?ハァ!文句ばっか言うのはやめなさい。!(アラ)無理だ~~~、もう我慢できない!バサ・・バタバタ・・・。少しは我慢しなさい。ぽい、嘘でしょ、ズボンまで脱がないでよ!

やっと生き返った。うん、ずっといいぞ。タ、ターザンのつもり?(アラ)。チウ、暑くても長袖を着なさい。

でもやっぱ[ジャングル]と言えばターザンだろターザンは映画だからいいけど、現実は全然違うの。キーキキッ。何の音だ?　・・・あ・・・あれは?!!ゴリラの群れだ。あれは天狗猿だよ(博士)。テングザル?面白い名前。

花が大き過ぎだよ。ピノキオじゃあるまいし、面白い顔だなぁ。あ!あれがマングローブよ。マングローブ?

[ジャングル]と言うから面白いと思ったのに、がっかりだよ。ドゥドゥドゥドゥ・・・。だって、周りを見てよ。6時間ずっと黄色い川と木しか見えないよ。

博士、あとどれくらい行くの?さぁ?おい皆!あそこを見なさい!何か変じゃないかい?。動物たちの動きが気になる。博士、何かあったのかな。鳥の群れがこっちに来るよ!バタバタバタウワ~~~ッ、スゴイ数!ポトポトザーーーーザアザアザア~~~。え?雷まで、・・・。あ、あれは、ゴゴゴゴ・・・おいあれを見て!竜巻だろう?ど・・・・どうして?!。ほ・・・本当だわ。(アラ)ゴオオオオバキバキバキ・・・川に沿って来るぞ!ギュウウウゴオオオドシン危ない!(博士)ドドドド博士、船が吸い寄せらている!ウワッゴオオオバシャバキバキ・・・・・・・・・。

2話に続く・・・・。