夏目漱石、山本周五郎、京極夏彦、小野不由美、高田郁・・・、物語の世界へ逃避する癖が抜けません。
すらすらと、詩歌の流れるように連なる言葉遊びの心地よさ。世辞の気持ちなど一切なく、本当に「読みながら口ずさんでしまう」リズム感の良さ……心にまさに沁み入る、不思議でありつつ何ともお見事な言葉の魔…続きを読む
不思議な言葉の数々。どこかで聞いたことがある言葉。でも、読んで、言葉が頭のなかで、さーっと流れていかない言葉。リズム良く。言葉であそんで。言葉はたゆたって。焔となり。夢うつ…続きを読む
うっとりと、やわらかい闇の中でねむらせてください。いい眠りが訪れそう。わたしは、まだ夢の中にいる。恐ろしげなやわらかさのなか、またあそこにゆくの。おやすみなさい。
作者さま、とうとう曝け出してしまいました。せっかくに、隠しおうせたというに。獣性が宵闇につきを握るように、巫女が井戸の底を掻きまわすように、われわれの棲むくにまで、来てしまった。こんにちは、今日も暑…続きを読む
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