短歌は普段目にしないものだと。そして、だから読む機会もない。なら、この作品を読んでみてください。作者様が、ここで書かれている作品は、どれも真っ直ぐで、素直で、正直なものだと思います。だから親しみがもて、スッと染み込んできます。ぜひ、お目に止まったのなら読んで頂きたい作品です。
その恋人たちの、名前は明かされない。そこに語られるのは、愛。いたわり。慈しみ。男が女を、女が男を、愛する尊さ。深い、どこまでも深い、優しさ。恋愛って、良いよね。こんなふうに、恋人から愛されてみたい。読者さまが独身なら、きっと、結婚相手が欲しくなるはず。そう思わせる、素敵な短歌です!読み終わってから、短歌にあふれる、愛の優しさに、ぽわーん、と良い気持ちになります。おすすめですよ!ぜひ、ご一読を!
出会って恋に落ちて、気持ちがどんどんあふれ出して、やがて将来を誓い合って、人生が二人のものになって、いつか来る日まで共に歩いて行く――そんな愛し合う二人の姿を詠んだ連作短歌集です。甘くて幸せな世界が、ふと誰かと生きていくのも悪くないかもしれない、そんな気持ちにさせてくれます。あたたかい気持ちになれる短歌集、ぜひ読んでみてください!
ストレートに愛情が伝わってくる、僕から君への恋文のような短歌です。出逢った頃のことから、手を携えた二人の生活に至るまで。君への想いが物語のように紡がれています。胸が痛くなるほどの恋情。張り裂けんばかりの愛おしさ。君への深い慈しみは、まるで祈りのようでもあります。じんわりと幸せな気持ちになって、誰かを愛したいと思わせてくれる、ひたすらに優しい想いが、ここにあります。ぜひ、この溢れんばかりの愛情に浸かってみてください。
作者さま一流のやさしくやわらかい、歌たちです。愛を、うたってる。でも、なんだろう。もう、愛してるという気持ちを、つたえ終えたあとの、ことばたち。いつか、かならず、むかえる日。どんな世界でもかならずやってくる、その日。そのむこうに上手にわたるために、わたしたちはことばを交わすんだと思います。たがいの存在を、見失わないように。いつでも、みつけられるように。願いと、ことほぎをこめて。
どんな時も、想い合う二人。「僕」は必至で、愛を全うしようとする。でも、それは無理とか、そんなんじゃなくて、一生懸命な恋であり、愛なのだと思います。「幸せ」を感じてください!!