ほんのりと暗い世界を明るい主人公と知る物語

今作はスローライフ系やほのぼの系のテンプレであるもふもふした動物はもちろんの事、独自の要素として主人公が子供の奴隷であったり、奴隷の設定が変わっていたりと魅力たっぷりな作品です。

そして最も面白いと思う要素が語り部となる主人公です。
主人公であるアウルは悲しい事、辛い事があっても最終的には前向きになれる人物で、そんな感性が遠くで起こる戦争だとか薬物だとか悲惨な出来事が聞こえても読者もそこまで辛くならずに何とか読めます。
勿論主人公が明るいのは、主人公の主人となるハウルや彼が所属する冒険者パーティーの存在が大きいのは勿論あります。

他にも色んな過去を持ったパーティーメンバーに主人公視点で見る物語で大きい存在であるハウルも魅力的です。


どう魅力的かはぜひ読んで欲しいと思います!

その他のおすすめレビュー

羽餃子さんの他のおすすめレビュー403