第2章 まっていて欲しい。

私はいつも彼を待つ。でも彼は私の事なんてちっとも待ってくれない。


本の数秒、数分

彼にとっては長いんだって。


もう!ちょっとぐらいいいじゃない!


数週間前…


ねぇ待ってってば 私の友達だってみんな待ってくれてるよ?


なに?俺とほかのやつ比べて妬いてんの?


ち、違うもん


俺が待ちたいって思う時が来たらな笑


意地悪な彼はそう言って階段を駆け下りて行った。

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