シニカルな、警句の効いた短文。ほんと、芥川龍之介大好き。蟹なるものが我々だという。その意味は、決して古びることなく、いよよ新たになってゆく。
はじめまして。 ささやかなこの作品に目をとめていただき、誠にありがとうございます。 魂の耳をすませ目をこらし、精いっぱいかいております。磨りへらす方法…
優勝劣敗の世に私憤を洩らすは,愚者にあらずんば狂者である。蟹は猿に抗えば必ず死するという。それでも私憤に駆られた蟹も,彼を擁護する蟹も,不滅であることを作家は知っている。#カクヨム近代文学館
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