「死が二人を分かつまで」という言葉の重みを描いた感動の一作

よく結婚式の誓いの言葉として使われる「死が二人を分かつまで、健やかなるときも、病めるときも…」というフレーズ。

この言葉は、生ある限りお互いを愛するという誓いの意味ともうひとつ、裏の意味を持っています。

もし不幸にして、二人のどちらかが天に召されたとしたら 、残された者はどうすればいいのでしょうか。

そんなテーマに踏み込んだ、作者様渾身の一作です。

あなたにもやがて訪れないとは限らない、愛する人との別れ。
本作で気持ちの予行演習をしておくのも良いかもしれません。

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