イレイサー:File04_Confidential Case:こちらは閲覧許可が下りていません。
UD
IDとPasswordを入力してください。
ピロン!
こちらのFileは閲覧許可が下りておりません。
所属・IDを確認してください。
・
・
・
「ん? え? だめなの? なんで? なあハルキ、なんで見られないの? これ、ほら、ダメだって。なんだかおかしな文字が出てくんだよ、なんだこれ?」
画面を見るとおかしな文字や数字の羅列が画面を埋め尽くしている。
「あんた許可がないファイル開こうとしてる? あー、だめだよ。来ちゃうな、これ」
「ん? なにが?」
「国家情報保安局! 閲覧許可出てないのに見ようとしたろ? 下手したら捕まっちまうぞ」
「え? マジで? だってこれ、お前が報告して俺が上にあげた書類だよ? なんで見られないの? おかしいだろ?」
「知らないすよ、ま、がんばんな」
「って、お前、んじゃあこれ、いつ見られるんだよ?」
「さあねえ。ま、いつか見られるんじゃねえか?」
そう言いながらハルキがのぞき込んだ画面には
憑き者落としイレイサーシリーズのコレクション
https://kakuyomu.jp/users/UdAsato/collections/16817330650960406839
イレイサー:File00_動くミイラの謎
https://kakuyomu.jp/works/16817330649310746393
イレイサー:File01_バグトンの見えない鐘
https://kakuyomu.jp/works/16817330650481907694
イレイサー:File02_聖剣の行方(special christmas)
https://kakuyomu.jp/works/16817330650913721799
イレイサー:File03_樹島の奇病(oriental version)
https://kakuyomu.jp/works/16817330650540047036
イレイサー:File04_Confidential Case
https://kakuyomu.jp/works/***********************
イレイサー:File05~07_帝都の聖蹟
https://kakuyomu.jp/works/16817330651284346461
イレイサー:File08_カフラ王の呪い(oriental version)
https://kakuyomu.jp/works/16817330650228245862
「ほらな、やっぱこれ、見ちゃダメなやつだろう?」
「いや、そうは言ってもな。だってほら、これ、俺たちが上げた報告書だよ? なのになんで見ちゃダメとか、おかしいだ――」
バン!!
「え? いや、違うんです! 違うんですって! ハルキ! なんとか言ってくれ! ハルキ! ハルキ! ハルキ~~!!」
急に事務所の扉が蹴破られ武装した兵士がツノダを両脇から拘束し連れ去られていく。
「しょうがねえおっさんだなあ。まあいいか。おい、ニッタァ! 次のイレイスに向かうぞ!」
(完)
※File04は今後機会があれば公開します。
※連番が抜けていて分かりにくくなりご迷惑をおかけしてしまいました、申し訳ありません。
イレイサー:File04_Confidential Case:こちらは閲覧許可が下りていません。 UD @UdAsato
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます