あとがき
※こちらは近状ノートに投稿していたあとがきを移動させたものです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
今作の主人公であるレイチェルとラウネは初作『騎士物語』で生まれたキャラクターになります。そのときから二人中心の話も書きたいなと思っていたので、このたび書くことができて自分的には満足です。
ただ物語の主軸が推理よりもラウネとレイチェルの絡みと、だいたいなんでもお見通しのラウネが普通ではない人間=犯人に会って尋問という名の対話になっているので、ミステリーにカテゴリして申し訳ない気持ちでいっぱいではありますが……ほかに適切なジャンルもなかったのでそうさせて頂きました。すみません。
これで『騎士隊長と悪魔尋問官』は完結となります。
とはいえ今回はレイチェルに焦点を置いて書いたので、彼女がなぜ普通の人間を自称し、自称通り普通ではないというのは明かせたかなと思うんですが、ラウネが悪魔を自称する理由や、優れた体質に二重人格のような性格の原因など、まだ書き切れていない部分もあるのでいずれ続きは書こうと思っています。
最後に応援と★レビューありがとうございました。
連星れん
騎士隊長と悪魔尋問官 連星れん @renbosiren
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