彼女が、ひろしの前で服を脱いでいる。

そのうちに下着も脱いで裸になった。


2人はベッドの前だ。

先にひろしがベットに横になる。


その光景に対して、なぜか僕を含む同僚、男女の数人がこの部屋に居るが、彼女とひろしの行動に違和感は示してない。


確かさっきまで飲んで、この大部屋みたいなおしゃれなところに入り直して飲み直して、みんな楽しく酔っている。


そんなことをぼーっと考えながら2人を見ていると、彼女がひろしが寝ているベットに裸体で入っていった。


美しい肢体は露わになり、歳の割に張りのある上つきの乳房も、整えられたアンダーヘアも普段は僕しか見れないのに…。

なぜひろしがあんな近くでマジマジと見てるんだ。


異常な光景に怒りが湧き出してきた。



僕と彼女はお互い既婚者。

同じ会社に勤める同僚だ。

僕は営業職、彼女はデザイナー。

社歴もお互いに長く僕はプロパーで12年目、彼女は中途入社で僕より年上だが入社8年目。


お互い会社でもいいポジションになってきた。


ひろしは彼女の同僚で少しだけ会社での立場は上だが、僕ら3人役職的には大差ない。


会社の不満、社会への不満を酒のつまみに、同じ感覚で愚痴がいえる。


ひろしは僕の2つ上の先輩だ。

酔うと酒癖の悪さが有名で、特に女性に対して酷い。セクハラがひどく、彼女も何度もその被害に遭ってきた。


僕と彼女は付き合っている。


付き合う前ひろしと彼女は飲み友としてよく飲みにみんなで行っていた。


酔ったひろしは必ず彼女を狙い、時には強引に唇を奪いにきたこともあったらしい。

そして彼女も酔った勢いでその口付けに応戦したり。


そんな経緯があるからひろしは彼女への好意を隠さず、会社でも軽口で、彼女と俺はできているなんて吹聴してしまう。



僕はそれが大嫌いだった。



今日もその恐れがあるから、職域の違う制作サイドでの飲み会だけど一緒に飲み会に来て欲しいと頼まれ、僕はここにきた。


はずだった…


でもなんで彼女は自ら肢体を晒して、ひろしのベットに横たわるんだ?


ひろしのベットに横たわりながら彼女はひろしに背を向けている。


「エッチはしないからね」

彼女はひろしにそう告げた。


「分かってるよ」

そう答えながらひろしは彼女の身体を粘るように見ている。

もちろんひろしの逸物ももいきりたっている。



そうすると他の同僚が彼女の肢体を見にきた。彼女が横たわり自分にかけてたショーツをそっとめくり、2人で彼女の美しい身体を舐め回すようにみてにやにやしてる。


そんな、極上の状況に耐えれなくなった、ひろしがふざけながら彼女に抱きつき、乳房に触れながら、逸物を彼女の秘部に近づける。


逸物が秘部少し触れた。


「あ!ちょっとー!やーめーて!」

「エッチはしないって言ったでしょ!」

彼女は甘えた声で、でもしっかりと答える。




「分かってるって!」ひろしも彼女にせいされながら答えた。


ひろしが逸物を彼女の秘部から離す。


ひろしの逸物の先から、愛液が糸を引いている。


彼女のだ。


彼女は明らかに濡れている。

言葉ではやめてと🫷答えているが、身体はしっかりとほてっていた。


ひろしは彼女にキスをせがんでいる。

彼女はあしらうように、指キスで対応していたが、次第に求めるひろしをあしらえなくなり、少しだけ唇を重ねた。


最初はフレンチだったキス。

ひろしが調子に乗って舌を入れようとしている。

彼女はまた笑いながら「ちょっとー!」と答えながら、甘い吐息と共に少し舌先で応戦した。

また悪い癖が出てる。

そう思いながらその様子を僕は眺めた。



なぜ彼女は僕が同じ空間にいることを理解してるのに、こんなことを続けられるのだろう?


付き合ってるとはもちろん秘密だ。でも僕の前で行う悪ふざけとしては、あまりにも度を超えているし、タチが悪い。


怒りと悲しみが込み上げた。


いたたまれなくなって、その場に入れなくなって部屋を出る。


数分後、僕がその場にいないことで、理性が外れた彼女が抱かれてないか気になった。


慌てて部屋に戻る。


彼女は変わらずひろしのベットにいたが、上半身には服を着ていた。


僕は思わず安堵した。


と同時に彼女も僕の存在を確認し、僕に近づいてきた。


洋服の背中のチャックをあげて欲しいようだ。


僕はそれを無視する。


彼女が

「がーん😨怒ってる…」と口に出した。


その言葉も僕は無視する。


僕はソファに座って彼女を視界入れないように目線を外した。


すると彼女は僕の視界に入り込み、背中のチャックを上げろと促してきた。


僕の中で怒りが頂点になり彼女の肩を押しながら声が出る。


「彼女が他の男の前で裸になって、キスをしてる姿を見て、どこの彼氏が喜ぶと思うん??」


彼女はよろけながらソファにもたれた。


そして怒る僕に怒ったように反論してきた。

「私は何も悪いと思ってない。

そもそも不倫でしょ?旦那にも抱かれてるし、他の男に抱かれるのが嫌なら付き合わないでよ。


今日だって私を抱きたかったなら予約すればいいじゃん。6番目だけど笑笑


そして、知らないふりして、今日の私の姿を見て、今日の和っぽいね💕なんて言いながら抱けばいいじゃん」


気が狂いそうになりながら目が覚めた。


昨日の夜1時32分、寝る前に送ったLINE

「もう家に着いた?」


まだ既読になってない。

今は朝の5時半。

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