全ての創作へ携わる人たちへ疑問符を投げ掛けるとある二次創作作家の軌跡と苦悩。
長く創作活動を続けて来た事のある人なら恐らく誰もが陥った事のあるであろうスランプや悩み。そんな苦悩の末に遂に活動を辞めてしまったS。そして、作家としての異世界転生。読んでいくうちに共感を抱く人も少なからず居るんじゃないかと思います。
理想と現実がある中、物語を紡ぐ上で自分自身が何を求め、何をゴールにして活動と向き合っていくのか? これは永遠のテーマですが、Sという同人作家様、今作家として活動をされている著者の考えを通じ、何か創作活動と向き合っていくためのヒントを得られるかもしれない。私は読んでいてそう感じる作品でした。著者様の今後の活動が実りあるものとなりますよう、陰ながら応援させていただきたいと思いレビューを書かせていただきました。今後の活動も応援しています!