タイトルからは何かを示してくれるような予感がします。紹介文はどこかほのぼのしていて、どうも日常くさい雰囲気。紐解けば、短文の中に極めて緻密に折りたたまれた構造にまんまと騙されます。そして騙されたと気づいた時にはもう……。こんなことって……一体、誰がはじめの引き金を引いたのか。読み終わったら、もう一度紹介文に戻ってきてくだい。そこで証明完了です。それがこの話の終わりかどうかは、私には判りかねますが。秀逸です。
終わらぬ悪夢を終わらせる方法はあるのか?酷い悪夢の中で2度の死を体験した主人公は悪夢と現実の境界が曖昧になり、現実を見極めるために恐ろしい方法を思い付く…
これは夢か、現実か。夢とは一体何なのか。誰しも一度や二度は命の危機に関わるような、恐ろしい夢を見たことがあると思います。今目の前にある現実も、実は…?読み終わってからあらすじを再読すると、さらに読後感倍増です。どんな読後感なのか……ぜひ、本文でお確かめください。
純粋に話が良い。短編なので何書いてもネタバレになるが、さっと読めるからこそみんなに読んでほしい
読み終わった瞬間、自分の存在がとても危うく感じました。 三半規管をやられた時のような不安定な感覚に近いですね。 ネタバレになるので、これ以上は書けません。 是非、ご自身で体験してみてください。 短いのでアッと言う間に読めますよ。