絶対に負けられないTS公爵令嬢24時 ~私、絶対に男になど抱かれたりするものですか~
揺木ゆら
私、フェルミナ・ハルツィア・ヴェルムンガンド(TS転生令嬢)の華麗なる日常
どうも皆様ごきげんよう、超絶美少女公爵令嬢のフェルミナ・ハルツィア・ヴェルムンガンドですわ。
この令和の時代に古臭ぇ絶対王政を敷いてやがります、『レルズナキア』なる国土面積が大体ざっくりインドくらいの王国のお貴族様をやっておりますの。
……というのも実は私、現代日本、西暦にして2021年から転生をしてきておりまして。
フツーに勉強してフツーに就職してフツーに働いておりましたところ、ある日目が覚めたら身体が縮んでいやがりました! というわけですの。
「あーうー」だの「ばぶー」だのしか話せない上にぷにぷになおててとあんよ……それらの貧弱ゥ! になってしまった身体に、最初に目に飛び込んできた、両親らしき草餅色の男性と桜餅色の女性の顔を見た瞬間悟りましたわ。
……あ、これどう考えても異世界モノですわ、と。
異世界転生など、古来より女体にタコを絡ませてきた由緒正しき
それはそれで受け入れるとして、ひとまず「今後どうすっべ」と私はテキトーに未来へと思いを馳せました。
考えに考えて、お母様のおっぱいをしゃぶりつつウ〇コをおむつに漏らしつつ、更に考えて考えて――そして、ようやく思い至ったのです。
そうだ、美少女になろう……! と。
幸いにも私の実家は公爵とかいうド偉い貴族様であり、後ろ盾も財産も既に生まれながらにしてバッチシの状態だったのです。
ならば、王政社会において金と血筋という絶対的なアドバンテージを持っている私に足りないのは後一つ。
そう、私自身の
こんな、地球なら何百年も前の価値観が蔓延る今生における名声と言えばなにか?
――それすなわち男なら武力、そして女なら美しさなのですわ。
傾国の美女とか世界三大美女とかのワードからも見て分かる通り、美しさというのはそれだけで世界に通用する立派なステータス。
奇しくも前世が男であった――それ自体はどうでも良いというか、平凡なことなので割愛させていただくといたしまして……いえ、決して結局一度も使わなかった息子との別れが情けなくて思い出したくないとか、そう言ったわけではありませんですことよ。
――まあ、そんなクソ童貞であった故の、美人という存在への
両親も顔立ちは素人目に見てかなーり整っておりましたし、この血筋ならイケると私は思いました。
せっかく女になったのです、自分の理想の美少女に私がなることのなにが悪いのでしょうか!?(半ギレ)
良い感じに美少女になって、それでもって前世みたいに身を粉にして働くことなく、テキトーに貴族らしくダラダラ過ごすことこそ我が人生と言えり(至言)。
というわけで目標を決めた私は頑張ったのです。
ええ、頑張りましたとも。
男であった前世とは限りなく正反対な、規則正しい生活プランというのを立ててこなしてみせたのです。
夜はきっちり十時に寝て、お肌にクリームを塗るのも忘れませんでしたし、運動もお屋敷の周囲の走り込みとかをやりました。
柔軟運動も前世のヨガらしきナニカを記憶を必死に掘り起こしながらチャレンジしましたし、おっぱいも大きくしたかったので牛乳もたくさんゴクゴク飲みました。
そうして迎えた十三歳、「割とイイ感じに育ってきましたわ」と鏡の前で成長期に入ってきたおっぱいをモミモミしながら自画自賛したりしていたのですが――残念なことに、私には人生最大の敵が待ち構えていたのです。
そう。
女は男と結婚しなければならないという、精神が男性の
「――ヴェルムンガンド公爵家、フェルミナ嬢! この俺、ディーン・アルフレッド・ノーザンクォーツが貴女に勝利した暁には、貴女を我が嫁として迎え入れさせていただく! 異論はあるまいな!」
「いえ異論しかありませんわよ?」
我が王国には、貴族の子息が通う学園というものがありまして。
当然私もそこへ通学しているわけなのですが……その正門前、校舎へと続く路のド真ん中にて、登校途中の私は現在厄介なお相手に絡まれております。
「勝負の方法は、剣による一対一の決闘! この雪国で鍛え上げた自慢の剣を、どうかご覧あれ!」
「はぁ、そうですか……」
袖をまくり上げた腕の筋肉をこれでもかと見せびらかしながら一方的につっかかってくるこの馬鹿様は、頭まで筋肉一色に染まっているのでしょうか。ええ、きっとそうに違いございませんわ。
ノーザンクォーツ家とは我が国の北方防衛を司る辺境伯が一つであり、戦争における強さと政治的駆け引きにおける賢さを兼ね備えていなければ到底務まらないお家柄なのですが……どうやら目の前の彼は、その内片方に天秤が傾きまくっているようですわね。
まったく、本当に面倒くさいですわ。
これこそは我が人生における最大の障壁。
――
……なんて、中二病っぽく現実逃避気味に言ってはみましたけれども、つまりは「俺が勝ったら俺のものになれ」とかいう、ジャイアニズムまさにそのままの人権団体による抗議待ったなしの無茶苦茶みたいなものですわ。
まあこのレルズナキア王国にそんなものはないんですけれども。
普通ならこんな馬鹿げた話は、お馬さんにも蹴っ飛ばしてもらうのが吉だと一笑に付すものです。
お貴族の結婚なんてお家同士が決めるものであって、国内のパワーバランスだとかそんなものを考えながら慎重に決めるもの。ほら、ロミオとジュリエットなんて話があるくらいですしおすし。
――しかしまっこと残念なことに、こと私に限っては、その常識は通用しないのです。
男となんぞ死んでも結婚したくないわ、と両親の親切心100パーセントから持ってきてくれた見合い話をひたすらに駄々をこねて蹴っ飛ばし、挙句の果てには「私より強い殿方とでなければ結婚なんて致しませんわー!」などと、
そんでもって血筋と財産、そして自分から進んで磨いてしまった美貌という三大アピールポイントを兼ね揃えてながらも婚約者なしという至上のエサである私に
え、自業自得? ウルセェですわ!
「まぁ、良いですわよ。受けますわ、その決闘」
「おお、さすがだ! それでこそ俺の見込んだ女!」
だって周囲の人々から、物珍しさというより「またか……」と言う目を向けられてきておりますし。
この美貌で注目されるのならば大歓迎ですしなんならシ〇られるのも構いませんが、こんな珍獣みたいな感じで注目されるのは想定外ですことよ!
今の私は! 一刻も早く! この視線の檻から脱したい!
そしてあわよくば働かずに引き篭もって自分の美しさを自画自賛し続けていたい。(叶わぬ願望)
「では早速決闘場に行くとしよう! 頼めば先生方に貸してもらえるはずだ」
「ええ、貸してもらえるでしょうね……」
……それはもう、「またか」との呆れたような目線とセットで。
なにせこの学園に入って以来、もう一々数えるのは馬鹿らしくなるくらい決闘してきましたもの。
しかも当初は一人一回までの暗黙の了解があったはずが、いつの間にかなかったことになってやがりますし。
お前ら恥を知りやがれ、ですわ。
そんなわけで、決闘場の鍵を管理している先生には入学一週目にしてもう顔を覚えてもらいましたわよ。なんと光栄なことでしょう、おほほ。(不名誉)
「すみませんガーゼット先生、決闘場の鍵を貸してください!」
「なんだね、こんな朝から……ああ、また君か」
ほ ら や っ ぱ り。
ああ、止めてくださいまし。
そんな哀れなものを見るような目で私を見ないでくださいまし!
「いいよ、ほら持っていきなさい。と言いたいところだけど、鍵ならもう開いてるから大丈夫だよ」
「なんと、それは防犯上大丈夫なのですか!?」
「大丈夫じゃないけど、盗まれて困るものなんて決闘場にはないからね。それより一々取りに来る方が面倒だろう?」
ああ、ガーゼット先生の言葉による棘がビシバシ心に突き刺さりますわ。
迷惑をかけて誠に申し訳ございませんわ……と心の中で土下座しておきましょうか。
それでも男との結婚なんて嫌、唾棄すべき悪夢なのは変わりませんが。(確固たる意志)
「分かりませんが、分かりました。――となると後は剣を用意するだけだが、フェルミナ嬢! 俺は自前のものがあるが、君はどうなのだ!?」
「ああ、どうかお気になさらず。私は大丈夫なので」
「そう言われても、持っていないように見えるが!? 武器一つも持たない女性に手を上げるのは我が騎士道に反する!」
か弱い女性にわざわざ武器を持たせてから斬りかかるのがテメーの騎士道ですかコノヤロー? ……などとは当然のように口に出さない。
私、フェルミナ・ハルツィア・ヴェルムンガンドの目指すは清楚系お嬢様なのである。
立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花として積み上げてきたせっかくのイメージを崩すわけにはいかない。
だが、それがものすごく辛い。
そしてそんな努力のせいでこういう輩を呼び寄せてしまっているという現実が、なお辛い。
「私の扱う武器に関しては、決闘場に置いてありますので」
「そうか! ……そうなのか? それが普通なのか?」
普通なわけねーだろテメーらみたいな連中のせいで一々家まで従者に取って来させるのがあまりにも可哀そうだからそうしてるんだよ察せよニブ〇ン……おっと、つい内面が漏れそうに。アブナイアブナイ。
「ともかく、早く済ませてしまいましょう。このままだと朝の授業に遅れてしまいそうですから」
「そうだな! なるべく素早く、貴女の時間を取らぬように俺も気を付けるとしよう! もちろん怪我もさせぬようにな!」
「ありがとうございます。ノーザンクォーツ様が親切なお方で良かったですわ」
「そんな他人行儀な呼び方はしないで欲しい! 俺のことはどうぞディーン、と呼び捨てに……」
「あら、もう着いてしまったみたいですわね」
なんで俺がお前の下の名前――ここの文化だと下というか上の名前だが――を呼んであげにゃならんのか……げふんげふん、つい前世が。
私には分かっていますわ、どうせそうして小さい所から距離を詰めていこうとか言う魂胆なのでしょう。浅はかで哀れなこと、まるで前世の私みたい……いえ、私の場合だと女子に話しかけること自体アレだったのでそもそもそんなことを考えるまでもなかったですわね、うん。
ともかく、さっさとこんな時間は終わらせてしまおう。
決闘場の中央で向かい合った私と、ディーン・ナントカ・ノーザンクォーツ。
周囲の観客席には騒ぎを聞きつけた連中がぽちぽちと詰めかけており、なにやら良からぬ賭けをしている声も聞こえてくる。ちゃんと私の取り分はあるのでしょうね?
「決闘の合図はどうする!」
「普通に金貨が地面についたらで良いのでは?」
「なるほど、道理だ! ではそれで行こう!」
ディーンが懐から取り出したコインを握りしめ、高らかに名乗りを上げる。
「
雪の中をかき分けて暴れる熊の如く、荒ぶる怒濤の動きで敵をたたっきる剛剣だとか。
さて、名乗られたからには、返さぬわけにも行きませんわ。
我が心を流れる偉大なる
「……フェルミナ・ハルツィア・ヴェルムンガンド、特定の流派を修めているわけではございませんが、微力を尽くしますわ」
「よろしい――では投げるぞ!」
ディーンが投げた金貨が、くるくると回りながら落下してくる。
それを眺めながら、私達は互いに剣を構えますわ。
辺境伯の血筋だけあって、彼の両手剣はそれなりの名剣であるように見えますわね。
一方の私の剣は片手持ちの、刀身が細身になっている刺突向きの剣――いわゆるレイピアなのですが、さて、彼にとってどのように見えているのでしょうか?
「貴女の剣はご立派に見える! 装飾も煌びやかで、柄に飾ったルビーも実に美しい! しかし実戦においてはそのような余分な飾りなど邪魔でしかない! そのことを今、お教えしよう!」
「そうですか」
どうやら彼にとって、私の剣は道楽者のそれに見えているらしい――なるほど。
だが、分かっていないようですわね。
「――行くぞぉぉぉっ!」
コインが落下するや否や、彼は爆発的な速度で地を蹴ってこちらへ詰めてくる。
それは雪国のぬかるんだ地面で鍛え上げた強靭な足腰の為せる技。
加えてこの世界にはこれまたご都合よく魔力などという意味不明なエネルギーがございまして、ええ。
それを身に纏う彼の速度は、常人のそれを遥かに凌駕しているときていますわ。
上段に構えて迫る彼は、自分を大きく見せながら私の威勢を削ぎ、腕力に自重を乗せた切り下ろしでレイピアを折ってそのまま畳み掛けるおつもりなのでしょう。
それはそれは――お可愛いこと、とでも申し上げましょうか。
「ふっ」
「なにっ!? ――うぉっ!?」
ディーンが間合いに迫り、剣を振り下ろしたその刹那、一歩横に動く。
まさか花よ蝶よと育てられた貴族のご令嬢が自身の超スピードに反応できるなどと思っていなかったようで、驚きの顔をされているようですが――私の覚悟を甘くみておいでだったようですわね。
そのまま私は、勢い余って地面に切っ先を突き刺してしまったディーンの、その剣を真上からがっ! と踏みつけますわ。
もちろんこちらも魔力を潤沢に使用して、膂力を底上げしていますから――これでもう、貴方の剣は使えませんわね?
「くっ――何故だ!? 剣が動かない!」
「さて、どうしてなのか私にはとんと見当がつきませんわ。乙女の体重は林檎一個分と言いますけれども、まさか私がそれより重いとでも仰るつもりですか? そして」
「っ!?」
ディーンの目に映るもの、それは私が己の身体を弓のように引き絞った構えであって。
顔の横に剣先が来るまできりきりと引いた状態から、魔力を溜めに溜めて――ジェット噴射させながら、解き放ちますわ!
このようなこともあろうかと、私はバトル方面でも密かに自分を磨いていたのですわ!
「決してメス堕ちなどしてたまるものかッッッ」――その私の不退の覚悟を軽々しく侮辱した罪を、その身で思い知るが良い! ですわ!
「(殺すとマズいのでそのつもりは毛頭ありませんが、)死してその罪を悔いるが良いですわ! 百八式令嬢戦闘術、七の型! ――
「うおおおぉぉぉっっっ!?!?!?」
放った刺突によって生まれた魔力の暴風に耐え切れず、ディーンは剣を手放してしまった状態でどかーん! と決闘場の端まで吹き飛ばされていきましたわ。
……あ、なんか空中でえらいきりもみ回転していった挙句、頭から壁にぶっ刺さりましたわ。
そして奇跡的にケツをこっちに突き出す状態で――いわゆる壁尻状態になった彼ですが、どうやらそこから自力で復活してくる様子は見受けられません。
となるとふむ……これはどっからどう見ても私の勝ち、ということで良さそうですわね。
ならばここらでキメ台詞を一発。
「ふふっ、この程度で私の隣に立とうなどと――百年早かったようですわね」
よし、キマりましたわ。
ここまで完璧に流れが決まれば、後で向こうが難癖をつけてこようとしても全てを見ていた外野に「でもお前キレーに負けたじゃんプギャークスクス」と笑われるだけでしょう。
つまりこれにてこの件は一件落着。
私の華麗なる処〇は今後も無事平穏に守られるという、めでたしめでたし大団円のハッピーハッピーエンドとなりましたわね。まる。
いやー、ホントに負けなくて良かったですわ(クソデカボイス)!!!
さて彼の容態ですが、恐らく気絶しているだけで、よくて打撲、悪くて骨折程度でしょう。
そして魔力もあれば魔法もこの世界にはありますわ。
ここには優秀な回復魔法の使い手もわんさかいるので、大事には至らないでしょう――チッ。
……ああ、これは内緒ですが、「再起不能になって二度と私の前にそのツラ見せなくなればいいのに」とかは思っておりませんよ? フェルミナ、ウソ、ツカナイ。
そんなことよりも、レイピアちゃんの方がよっぽど大事ですわ。
仕事を終えたこの子はきちんと埃を振り払ってから、鞘にしまいます。
見た目こそお母様の希望で可愛らしくしましたが、中身はきちんとした剣匠にガチガチに鍛えて頂いたどちゃくそスゴイ一品ものなので。
と、そんなことよりも時計を見てみれば一限目まであと五分もないですわ!?
「遅刻などという不名誉は私には相応しくありませんわ。急ぎませんとね。それでは観客の皆様、ごめんあそばせ」
最後にスカートを摘まんで軽くお辞儀してから、ダッシュで教室まで向かうのですわ!
せっかく貴族令嬢に転生したのにみみっちい時間のことまで気にしてしまうとは、これもたぶん前世で染みついた悲しい日本人の性というやつのせいですわ!
くっ、なんと情けないことでしょう!
急ぎ駆け足で校舎までの道のりを爆走――などというはしたないことは出来ないので、花の乙女らしく早歩きで進みながら、今日も思う。
「女の子は女の子と恋愛すべきだと思う」……前世で見ていた時は笑って済ませていた格言だが、今ほどあれが事実であって欲しい時はない、と。
だって私が好きなのって基本、前世のままで普通に女の子ですもの。
百合の花園こそ天国。
そこを汚そうとするものには死あるのみ、とどっかの偉い人も仰っていましたもの。
きっと私は間違っていませんわ。
ええ、今日も私フェルミナちゃんは、素敵で完璧な美少女として頑張って参りますことよ!
おーっほっほっほっほ……げほげほっ。慣れねぇ笑い方はするもんじゃねぇですわね……。
……とまあ、こんな感じで私、フェルミナ・ハルツィア・ヴェルムンガンドはなんとかTS転生ご令嬢として華麗なる(?)日々を過ごしております。
クソみてぇな獣欲塗れの男どもの目には苛立ち半分、前世の自分ももしかしたらあんな目をしていたのかと思って情けなくなること半分といった感じではありますが。
それでも甲斐甲斐しく育てた自分の美貌が実りつつあることは素直に喜ばしいこと。
今後もこの生き方を止めるつもりは毛頭ございませんわ。
もしよろしければ、これを見ている貴方様も私で一つヌ――。(これ以上は検閲により削除されました。作者の他の作品へのごアクセスをお待ちしております……)
絶対に負けられないTS公爵令嬢24時 ~私、絶対に男になど抱かれたりするものですか~ 揺木ゆら @Yuragi_1203
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