第6話 エピローグ

 実験を終え、担当者の男タランティーノ・ボランティーノは目を覚ます。横を見ると、妻と娘が目を覚ましていない。「あれ?どうしたんだ。もう実験は終わったぞ」体を揺らすが、死んだように眠っている。「おい!起きろ!起きてくれ!!」何度も妻と娘の体を揺らすタランティーノだったが、二人が覚醒することはない。しかし、タランティーノは諦めず、妻と娘を取り戻すために何度も夢世界を訪れる。そこで、タランティーノは確かに妻と娘の存在を感じる。但し、二人が現れないことから自分が物語の主人公となる適格者ではない事に気が付き、適格者探しを始める。そして、三日後、ついに適格者の少年と出会うことになる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

選者外伝~覚醒(トランス)~ ソードメニー @sordmany

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る