好きだよ

１．憧れをきみに

好きは創作か、それとも夢見だろうか。

想いは独りでも時間や関係の移ろいと共に、その重心を変えていく。

けれど、二人が同じ方向を向いている限り、その気持ちは時間や関係と共に味わいが変わっていく。そんな二人でありたい。ずっとぼくはきみのものでありたい。

ぼくがあなたに焦がれたのはきっと、そう。

温かい雨と甘いくらやみ。そして、苦しくなるような純情さ。

いつでも崩れてしまいそうなあなたの哀しみをこの手で支えられたらぼくは後悔なんてする前に自分のできることをする。

きみがぼくに期待してくれて嬉しかった。どれだけの憧れや可能性を殺して生きていけばいいのかわからなかった。今の世の中、かわいらしさはどこにでもあるのに、誰とも換えの効かない愛おしさはきみとぼくの中だけに存在する。きっとそうであり、そうなっていく。「死ぬまで一緒」そんな憧れを現実にするチャンスをもらえた。ぼくは果報者

あなたが生きていてくれて心の底から嬉しいです。

毎日が愛おしくて、意識するたびに目が潤んでしまう。

ありちゃん、好きだよ。ぼくはきみを愛することを誓う。