あとがき
fuusora様の企画、今回は「仕合せに触れる」
幸せではなく、仕合せというところで、正直、これは……と思いました。
以下は、小説に書いたところの抜粋。
【仕合わせ】
心が満ちたときに人は幸せ・幸福を感じる。
例として、お腹一杯に食べたときに、幸せを感じる。
けれども、このお腹一杯で幸せな私の幸せは、私一人の力で成されたのではない。食材があって、それを運ぶ人がいて、調理をする人がいて、提供する場があって。他にも様々なことが重なり合って、幸せを感じられているのだ。
この幸せは、一人では決して成しえないということ。
「しあわせ」のもう一つの意味は、めぐりあわせ・運命。
元々「しあわせ」という言葉は、幸福感を表すのではなく、その成り立ちを表している言葉だった。
「仕 + 合わせる」様々なことが重なり合って、物事は成り立っているということ。良いことも、悪いことも、全て含めて「しあわせ」でした。
私の考え方が難しいのか、頭を捻りました。
とりあえず主人公の人選は、この時に決まっていました。
今回で3日めになるfuusoraさんのお題に、私は小学生3人組のキャラを使ってきました。
なので、前回に引き続き『奇妙な林』
https://kakuyomu.jp/works/16817330649681267029
にて創作したキャラの使っていない一人、水無月春斗を使ってみることにした。
このキャラは秀才でスポーツマンという設定だった。
春斗と使い、テーマにある運命に携わることで、仕合せを感じさせる話しにする。
運命に携わる女神・フォルトゥナを登場させる。
それによって、運命を考えると、三人組の出会いにするのが運命的で良いとおもった。
なので、このお話の位置的に3作目になりますが、知らなくても読むことはできます。
一応、前の話のリンクです。
『見えない親友』蔦木彩が主人公
https://kakuyomu.jp/works/16817330651192220764
『生きる匂い』戸山翔が主人公
https://kakuyomu.jp/works/16817330651211307903
そして、今回の水無月春斗が、二人と初めて出会うのが今回のお話。
それにしても、運命とかを考えると難しい。
謎掛けの問いかけになって、書いていて私もこんがらがってきます。
あと水無月くん。
君、小学生だよね。
運命の女神と、運命についてよく問答ができていると思いました。
書いていたのは、私ですけどね。
運命について、あれこれ書いていて分かりにくいところがあるかと思いますが、私としてはあまり考えずに、歌を聞くように感覚で読んでやって下さい。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
仕合せに触れる kou @ms06fz0080
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