なるほど、文化・文明が違う中、魔法はイメージだと考えると
地球のほうがイメージする文明が進んでいるので、常に魔法に親しんできて身近にある面々と比べると強力になっている感じなんですね(魔力量も多いけど
作者からの返信
左手でクレープ
引き続き拙作をお読みくださり、感謝申し上げます。
仰るように、本作においても魔法に大切なのはイメージですね。
ただ、地球(テリウス)側が有利なのは、いろいろな事象においてそのメカニズムが解明されている点なのです。
よりロジカルにイメージすることが出来た方が、望む効果を得やすいわけです。
もちろん、魔力という魔素に対する認識力や支配力が大いに影響しますので、どれだけ詳細かつ論理的にイメージできても、現象を起こせるかどうかは別の話ではあります。
おはようございます。
涼介先生の知っている、酸化現象、とか、空気中の水分を、とか、科学の知識と、魔法が組み合わさると、とんでもないことに……!
子供は魔法を使いすぎちゃダメ。
でも、慣らしてはいこうね、は、納得です。
作者からの返信
加須 千花さま。
いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
仰る通り、正にそこがここ数話のキモと言いますか、大事なところなんですよね。
その辺のことを次話「八乙女涼介は考察する」で、悟った上で考察しておりますので、楽しんでいただければ幸いです。
エレディールの社会では、スイッチを入れれば照明がつくというのと同じ感覚で魔法が浸透していますので、子どもも決して無関係ではいられないんですよね。
電気と違うのは、自らの臓器の力で動くというところですから、バランスを取りながら扱っていかざるを得ないのでしょう。
少しご無沙汰してましたんで、時間の空いた折にまとめ読みしました。
なんとなく、話のターニングポイントみたいなところにぶつかった気がします。ここは……これまで逃げるしか能がなかった主人公が、俺TUEEEE的なキャラに化ける布石?
まあそろそろ主人公もスキルの一つぐらい覚えてほしいなとは思うんですが……ちょっと気になったんですけれど。これってもしかして、ですね……(小声で)核融合とか、実現できたりします?
改めて見るに、そういう大技を実現できそうな人間って、この作品の中だと今のところ主人公しかいないんじゃないかな〜。ちょっとヤバイ。
あるいは、このまま電撃文庫的なSFサイキックウォー展開もあるんでしょうか……いや、それはそれで面白いなあと思うんですが(ちょっと汗)。
作者からの返信
湾多珠巳さま。
いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます。
コメントもとても嬉しく思っております。
本エピソードを含む前後数話で、涼介たちは自分たちが置かれた状況や魔法について、ようやくまとまった情報として知ることが出来ました。
彼の性格的に、一足飛びに俺TUEEEE状態にはなりにくいとは思いますが、そうなる可能性は確かに感じられると思います。
>(小声で)核融合とか、実現できたりします?
さすがのご明察というところですね。
ちょっとネタバレになってはしまいますが……正にこの件について、次話にて涼介自身が触れています。
とは言え、実現するためのハードルは相当に高いわけで、少なくとも現時点での彼の「魔力」では難しいでしょう。
現状で、両方の世界の知識と素質を持ち合わせ、そして魔法の可能性に気付いているのは、確かに涼介だけかも知れません。
(ウルティナもそんな感じですが、彼女についてはまだ謎が多いですね)
「魔法」という言葉は、本作ではあくまで八乙女涼介が日本語として翻訳したもので、エレディールの人々は「ギーム」に、いわゆる「魔法」という言葉が含むファンタジー的な意味を含めていません。
ですから、仰るような「サイキック」という表現はとても的を射ていると思います。
「ギーム」が戦闘に使用されたシーンはまだあまり多くありませんが、今後の展開として必ず描かれることになります。
湾多さまのご期待に沿えるように、頑張りたいと思います。