>こちら側
祇乎……元ネタはギリシャ語のGeo(ジオ)ですかね?
使うためには、なんだか遺伝的な要素が大きそう?(いずれ使える→混血しなければ使えない?)
だったら、「こちら側」に入るためには、管理された血族にならないといけないから、明確に支配者層・被支配者層に分かれそうで、合一のあとが大変そうですね……。
作者からの返信
狐月 耀藍さま。
引き続きたくさん読んでいただき、本当にありがとうございます!
とても嬉しく思っております。
「ギオ」や「ギーム」という言葉がいつ生まれたのかはっきりしていませんが、魔法に関わる何らかの意味が「ギ」という部分に込められているのではないかと思います。
仰る通り、そして作中で語られているように、とてつもない分断社会が生まれてしまうことでしょう。
圧倒的に少ない「こちら側」に対する「そうではない側」の圧倒的多数がどうでるのか……あまり想像したくないですね。
拝読致しました。
ついに情報開示ターンが回ってキター\(^O^)/
こんなところで暗躍していたのですね、麗さん。
なるほど三家はめっちゃ古くから日本に根をはる一族で、銀さんは五百年前に転移してきた同郷と思われる一族。
ちなみに神眠と書いてコールドスリープと自分は読みました。原理はともかく。
つまり、やっぱりルチナさんは本人と信じます。
ならばルチナさんはギームを使用できるはず?
そして一統の皆様にルチナさんの血は流れているのか...ないとも思えますが、さて。
ところで、ギームって消費しないのでしょうか。
実は麗さんが浮遊マジックを披露した際、えーそんなに力使ったらバッテリーが……と心配になりました。
いくら世代を踏襲していても、消費してたらもう枯渇しているような。
駆動エンジンを継承していて、燃料収拾能力がそれにくっついている感じなのかな。
いろいろ情報が出てきつつも、根拠は明示されていないので、その先の考察はお預けですね。
とりあえず本田さんは十年前に消えた、とだけ記憶しておきます(^^)
そして五百年前に消えた領地、そう言えば伊豆諸島に神の名を持つ島がありますが、関係あるのやらないのやら?
今後の展開を楽しみにしています(^^)
作者からの返信
たけざぶろうさま。
いつも拙作をご愛読くださり、本当にありがとうございます!
そうですね。
三家がどうやら必ずしも一枚岩ではなさそうなことは、過日の三家会議でもうかがえましたけれど、前当主の白鳥麗は具体的な行動に移していたようです。
三家のルーツが少しずつ浮き彫りになってきましたが、銀家に関してはまだよく分からない状況だと思います。
琉智名との関係も不明ですしね……。
魔法については、もしかしたら以前にも申し上げていたかも知れませんが、本作の根幹に関わる重要事項のひとつではあります。
その上で現状で明かせる中で説明しますと、魔法とは「魔素」を「胸腺」で操作するものです。
魔素は魔法の燃料ではなくて、あくまで操作する対象物になります。
胸腺を駆動させるエネルギーは、まあ臓器ですので大雑把な言い方をすればその人の生体エネルギーというところでしょうか。
普通に心臓や消化器、筋肉などを動かすものと同じなので、ATPと言い換えてもいいかも知れませんね。
少なくとも、ゲームなどでよく用いるMP(マジックポイント)のようなものはないようです。
そして、黒家と白家が継承しているのは魔素ですから、これはエンジンにも燃料にも当たりません。
魔法に関してのさらに突っ込んだ実用的な説明は、もう少しあとで触れられていますので、どうぞ楽しみにしていてください。
「本田」をまだ覚えていてくださるのは嬉しいですね。
「大島」は……日本には同名の島がいくつもありますので、作中でどれと特定はしていません。
神津島は……どうなのでしょう。
確かに三家の本拠地に割と近いと言えなくもない……かな?