拝読致しました。
今度は残された日本側の様子をパンする感じですね(^^)
……と言いつつも、なにしろ転移なのですから、一般公開情報で分かることなどほとんどないのは自明、というところでしょうか。
でも和馬さんは呆然としていますが、転移で現れた草原の様子、付着物の調査、草の状態(折れているか、圧力がかかった痕跡があるか)を観測することで、置き換えが発生したと仮定した場合の先方の生存可能性を推定することは、ある程度できるのでは?つまり真白さんが生きている可能性の論理補強にはなりますよ(^^;)
で、黒瀬さんといえば、白人さん。
事情を知っていそう?でも、エレディールって一万二千年くらいの歴史を誇るわけなんですから、それくらいに分岐したのならそもそも情報など殆ど残っていないハズ。
ということは、ここ数百年以内に、何らかの交流があった可能性があるのかな?
そうなると、銀河不動産に銀月という家名、それに古い歴史を持つ宗教。
これって、星に関連した名前ですよね。
そして星と言えば望星教。なにか関連があるのでしょうか(;・∀・)
さらに言えば、実は最初から気になってた苗字、天方聖斗クン。
これも空を指す苗字です。
さらに言えば、神代朝陽君も、苗字に神を冠していて、名前に太陽という天空の星が関係していて。
ひょっとして甥っ子って、彼らのいずれかだったりなんかして。
まあ、この二人に関しては単純に名前の話だけでしかないので牽強付会という側面が強そうではありますが、ただ世界レベルで見ればこの狭い地域に銀河不動産と黒瀬真白さんと、さらに転移が発生した土地がある。
偶然にしては近しい地理的関係……掘れば何か出てきそう……カモ?(^^;)
作者からの返信
たけざぶろうさま。
第二部も引き続きお読みくださり、ありがとうございます。
まあ、黒瀬和馬はエレディールのことなど露ほども知りませんし、転移したのかも知れないという仮定そのものが非現実的で思いつきもしなかったのでしょうね。
黒瀬白人は……確かに意味深な呟きを残していました。
白人の言う「彼の地」が何を指すのか、現段階でははっきりとしていませんけれど、消失事件と関連付けて考えているのは間違いなさそうです。
その根拠については……今後の展開を楽しみにしていただければ嬉しいです。
苗字に関する考察、いつもながら鋭(ry
少なくとも「星」に着目されているのは、いいところついてるなあと感心させられてしまいますね。
銀月家はともかく、天方聖斗についてはそう遠くない話でお判りいただけると思います。
そして、ごく狭い地域に集中しているというご指摘にも、本当に驚かされてしまいました。
仮にそうだとすれば、きっと理由がある筈です。
その答えが出るまで、引き続き拙作にお付き合いいただければとても嬉しいですね。
第二章になってから、なにやら色に関するお名前の方が多いような気がするのですが……。
もう、誰も彼もが怪しく思えてきますねぇ(汗)
校長先生のところのご家庭はイメージ通りというか、適切な言葉が見つからないのですが、丁寧に生きてこられたというか、きちんとしているというか……家族を思いやることができて、しっかり支え合っているのが、らしいなあと思いました。
作者からの返信
のりのりのさま。
いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます。
>なにやら色に関するお名前の方が多いような気がする
この段階でそこにお気づきになるとは……!
さすがのご慧眼ですね。
朝霧家については、仰る通りだと思います。
学校での顔と家庭でのそれにほとんど差がない朝霧彰吾が、丁寧に作り上げてきた家庭そのものと言えます。
暁もくるみも、いい子です。
思えば、校長先生も食欲不振や心労以外に、不思議と気力が抜けていましたよね。
奥様も同様な症状なのかも。
伯母様が怪しい?
さて、ここでも印象的な名前を持つ方が登場ですね。
神仏ではなく、何を祀っているのやら。
作者からの返信
K-enterpriseさま。
引き続き拙作をお読みいただき、ありがとうございます!
なるほど、確かに似たような症状に見えるかも知れませんね。
まあ今のところ、水無瀬蛍子に怪しいところはないように思われますが……。
印象的な名前――銀月真夜のことでしょうか。
作中で暁も言及しているように、何となく雅な響きが如何にも重要人物っぽくはありますが……今後の展開をぜひお楽しみいただければ幸いです。
半球状にごっそり入れ替わってる感じなんですね。
もし、その瞬間、境界線の真上にいたら、どうなっていたんでしょう……と、ちょっと怖い考えをしてしまいました(笑)
黒瀬先生のご実家の大きさにもビックリでしたが、朝霧校長のことを考えると……。
転移について、2家族ともどこかしらに気付いていたり繋がりがあるんですね。
作者からの返信
朝羽岬さま。
いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます!
仰る通りの形で入れ替わっています。
実際は球状なのですが、上半分は空気ですので、半球状に見えているといった感じでしょうか。
>もし、その瞬間、境界線の真上にいたら
恐らく、朝羽様のご想像通りの結果になっていることでしょうね(笑)。
そういう使い方に登場人物が気付くかどうか……ここではまだ触れずにおきます。
第二部第一章は章題の通り、転移してしまった二十三人の関係者にフォーカスを当てています。
これは単純に、残された人たちはどんな生活を送っているのだろうという疑問からの着想でもあるのですが、日本側についても描写しなければならない理由が物語の背景にあるからというのが一番の理由です。
日本とエレディールがどんな関係にあるのか……今後の展開を楽しんでいただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ふふふっ、有りそうなバスタオル洗濯事件( *´艸`)
ほのぼのさせられましたが、真夜がちらりと語った「仏教よりも、ずっとず~っと古い」信仰が、気になりすぎます!
この先、転移に絡んできそうなフラグってやつですかね!?(*゚д゚*)ドキドキ
作者からの返信
弥生ちえさま。
いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます!
第二部も引き続き読んでいただいて、とても嬉しいです。
バスタオルなんですが、ちゃんと畳んだやつが置いてあればきっとくるみも分かると思うんですけどね(笑)。
わざとやったのか、暁が無造作に置いといたのか……。
銀月真夜の台詞の件、なかなかご慧眼でいらっしゃいますね。
この先の展開をお楽しみいただければ、幸いです。
衰弱しているお母さん…心配ですね。
妹さんに家事を任せっぱなしにはできないと思う、息子さんも凄いです!
此方と向こうの時間の流れは同じなのでしょうか…?