八乙女先生へ
山吹先生は良い選曲をされましたね。
八乙女先生、貴方も大部音楽に造詣が深くてらっしゃるようですね。
ショパンの円舞曲第7番、私も大好きです。恐らくくるくるまわるような、という表現のところを、私はころころころころって感じがするよねえ、って娘に言ったことがありましたが、ワルツですものね、くるくるって表現に代えなきゃ。ころころは転がる・くるくるは回るですからねぇ・・(こだわりますウフフ)
山吹先生の演奏につられて、六曲全部聴かせてもらいました(不思議なことにザハドからYouTubeで動画が送られてきたのヨ・・??)
感動です!! 拍手です。
そして校長先生も意外でした。(チェロ引きのゴーシュならぬチェロ引きのコーチョ、なんちゃってエヘヘ😅)
これじゃぁザハドの皆さんも学校勢の皆さんも感激で、割れんばかりの拍手となるのは当然でしょう。
良かったですね、音楽は国境を越えるが証明されましたね。
ところで八乙女先生はショパンとラフマーノフがお好きだそうで。
私はモーツアルトが好きなんですよ、蛇足ですけどね。
いつかまた演奏会が開けたら、モーツアルトの曲も聴かせてあげてね。
演奏会、とても素晴らしかったです。皆さんの頑張りが功を奏したということですね。お疲れ様でした。
こっそり演奏会に忍び込んで大感激しているお婆さんより
作者からの返信
@88chamaさま。
いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます!
ショパンのワルツ、たっくさんありますけれどいい曲ばかりですよね。
七番ももちろん好きですし、遺作(十四番)のやつもお気に入りです。
しかもまた曲の方を聞いてくださるなんて……朔日に引き続いて感動です。
(私が作曲したわけじゃないのですが……(汗))
朝霧校長も体調がすぐれない中で、頑張ったようですね。
きっといい気分転換になったことと思います。
>チェロ引きのコーチョ
(笑)。
うますぎですね!
仰るように音楽による交流は、仰るように大成功を収めたと言えます。
@88chamaさまからのありがたい労いのお言葉、きっと山吹葉澄たちに届いております。
ありがとうございます。
モーツァルトもいいですね!
交響曲の……何番か忘れちゃいましたけれど、バーンスタイン指揮のやつが結構好きで、よく聴いていました。
葉澄のレパートリーの中にも当然ありますから、いつか耳に出来る日が来ることと思います。
編集済
おお、ついにザハド人の耳へロマン派音楽の真髄を聞かせる展開に ^^。
あちら側の反応は、あちらサイドの回がまたあると思うのでそれを読ませていただきますけれど、ショパン&ラフマオンリーのこのプログラムは、色んな意味ですごいインパクトだったんじゃないでしょうか。っていうか、バッハとかモーツァルトを入れようという配慮は働かなかったんですかね w。なんか、我々の世界の文化紹介をやって相手の反応を見る、というねらいからすると、やたら濃ゆいのばかり並べたなあという印象です。そこはまあしかし、山吹先生が弾ける曲……というか、弾きたい曲で構成したのかな、とも。
そもそもザハド側の文化が、まあ我々の世界に無理やり引きつけたとしてですが、何世紀あたりの段階に相当するのかが不明なので、率直に申し上げるなら、今回のリサイタルはかなりの冒険だなと言う気はします。予想される文化ショックを最大最悪なものまで考慮に入れると、文化人類学をかじった先生がいたら、真顔で止めたかも知れませんが 笑、そういう小さなきっかけで思いもよらぬ未曾有の危機が両世界の人々に降りかかり――というような展開にはならない……んですよね? 少なくとも、「音楽室が壊れんばかりの拍手」があったということは、ポジティブに受け止められたこと見ていいのでしょう。このままあちらの方々がロマン派音楽に親しんでくれればよいのですが。……というか、湾多的には、先にハイドンやろうよ、と言いたいですが。
ところで全くの余談ですが、何度か出てきてるスケルツォの二番、私は見るたびに「ところてん」というニックネームを思い浮かべます。冒頭の音型から連想したネーミングらしいです。一応全国区的な通り名だろうと勝手に思ってたんですけれど、一部のアホな学生だけに流通してた言葉だったのかな w。まあ、しょうもない昔話です。
作者からの返信
湾多珠巳さま。
いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
今回のリサイタルの選曲は、まあ言ってしまえば山吹葉澄の趣味でしょうね(笑)。
彼女自身は当然、公的?にもプライベートででも膨大な数の楽曲を経験してきているわけですが、何と言えばいいのでしょうか、好きな曲となるとどうにも幼いころの記憶が優先されてしまうようです。
幼いと言っても中高時代で、彼女はショパンにハマっていたというわけです。
ラフマニノフについては、彼女自身が最も苦労させられたという意味で思い出深い作曲家の一人だそうです。
朝霧校長をサプライズ出演させるという意味でも、チェロ弾きの彼にお誂え向きの曲があったという理由でのチョイスですね。
あまり難解な曲だと適切じゃないと考えて、美しさも兼ね備えた前奏曲第六番を彼女は選びました。
実際どんな考えで葉澄が曲を構成したのかは分かりませんが、それほど気負ってはいなかったように思います。
ザハド側の音楽事情はまだ不明ではあっても、原始的な段階にとどまっているとは考えられませんので、それなりの発展は遂げているでしょう。
ただザハドは、エレディールにおいては辺境に位置する町ですので、そう言う意味では民族的な色合いが濃い感じのものなのかも知れません。
少なくとも、このリサイタルがきっかけで両方の世界にどでかいトラブルが降りかかるというようなことはなさそうです(笑)。
スケルツォの二番の「ところてん」というニックネームは、ちょっと私は聞いたことがないですね(汗)。
普通に「スケ二」とか呼んでいたと思います。
冒頭の音型と言うと、あの「ドゥルッ、ドゥルッ」ってところでしょうか。
言われてみればところてん的な雰囲気があるかも知れません(笑)。
一度だけピアノ演奏会に行ったことがあるんですけど、本当に凄いんですよね
魂が揺さぶられるって、こういうことなんだって思った記憶があります
校長先生の意外な特技も相俟って、これは列席してみたかった
作者からの返信
@quadirさま。
コメントをありがとうございます。
おお、そうでしたか。
楽器はたった一つしかないと言うのに、あの演奏中の空気と言うか臨場感と言うか、すごいんですよね。
音楽室はそれほど広い場所じゃありませんから、学校勢もザハド勢もきっと、迫力に驚いたことと思います。
山吹葉澄と朝霧校長が演奏したラフマニノフのチェロ協奏曲の第三楽章は、本当に美しい曲です。
もしまだ聞いたことがなければ、YouTubeなどでぜひお試しください。
山吹先生、校長先生!凄いですね…
このリサイタルは文句なしの大成功と言えるでしょう!
作者からの返信
燈乃つんさま。
いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます!
この二人はいつのまに練習していたのでしょうね。
音楽と言うのは本当に素晴らしいものだと、この場にいる誰もが実感したことと思います。
仰るように、親善目的のこのリサイタルは大成功のうちに終わりました。