こちら(教員チーム)の人達が魔法の使えない不思議な人と思われ、反対にあちらの人は普通に魔法が使える不思議な人と思う。
当たり前のことがそうでないときには、不思議な人とか変な人、怪しい人などと思われるのですね。
あちらの人にとってはこちらの人が魔法が使えないのが不思議でも、見たことのない文房具が、彼らにとって魔法のように思えるでしょうね。
その魔法を操れる八乙女先生は人間的にも何か魅力的で、きっと人種❓を超えてひかれていくのかしらと楽しみです。
作者からの返信
@88chamaさま。
いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます!
違う文化?同士、根底にある「当たり前」から異なってくると、人々の価値観も大分変わってくるように思います。
学校勢とザハドの人々の間での根本的な違いは、やっぱり「魔法」でしょうね。
八乙女涼介はこれから、両者にとってどういう存在になっていくのか……今後の展開をお楽しみください。
ファーストコンタクトもので、最初期の経過をここまで丁寧に描いた作品は珍しいですね。大真面目路線の海外SFとかならありそうですが、こういう柔らかめなジャンルでは画期的なんではないかと。
毎回、あちら側の人間目線での訛った日本語の表記に笑わされています。日本語訛りの変な欧米語表記は枚挙に暇がありませんけれど、その逆は珍しいかも。それも、妙に説得力のある訛り方でいらっしゃる w。
先方の使用言語は、どうやらヨーロッパ諸語を組み合わせた創作語とのことですが、総じて中・東欧っぽい響きですね。発音だけはラテン語系っぽいと言われる日本語は、かなり異質に聞こえるのかも知れないと思いました。漢字とか書いてみせたらどんな反応するんでしょう。
読むほどに謎要素と群像劇的なおもしろさが倍加してきて、ここまで読み進んでも、本作のだいたいの方向性がつかめた、という気分になれません(いい意味で) 笑。ぼちぼちのペースですが、この先も楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
湾多珠巳さま。
引き続き拙作をお読みいただき、本当にありがとうございます。
言語って本当に不思議だと思います。
よく空耳などと言われますが、やっぱり聞きなれない言葉も一回母語として脳が解釈しようとするのでしょうかね。
日本語もきっとこんな風に聞こえているんだろうなあと思いながら書いていますので、多少なりとも楽しんでいただけているのなら、とても嬉しいことです。
あちらの言葉については、仰るような感じです。
響きも意図して欧風に寄せています。
あれこれとIF的なものを考えるのは、本当に楽しいですね。
皆さんのコメントからインスパイアされることも結構ありますし……。
本作は、三部構成の予定です。
現在二部の途中ですが、正直何文字くらいのボリュームになるのか、自分でも分からないのです(汗)。
一応、展開のマイルストーンも設置して、エンディングも決まってはおります。
とにかく登場人物が多いですし、先も長い物語ですので、前にも申し上げたかも知れませんがご無理のないペースでお読みいただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
私がずっと待ち望んでいた…私を新しい場所に連れて行ってくれそうな人
この若い女性特有の感情、キュンとしました。若いから異文化の異性にも一線を敷かずにこういう感情を持てるんだなぁって。
恋愛というより年上の異性に対する憧れなのかな。
恋愛って先生間で始まるのかなって思っていたので、意外で楽しいです。
作者からの返信
葵 春香さま。
いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます!
リィナは好奇心が強いからか確かにあまり物怖じしませんし、自分の気持ちには割と素直な感じですね。
涼介に対しては……おっしゃるようにまだ憧れの割合が多いように私も思います。
今のところ、甘々な展開はほどんど皆無ですが(汗)、一応サブタイトルにも恋愛を含めてますので、そこそこ出てくる要素だと思い……ます……。
魔法は使えないけど、動画を撮影したり、真っ白で滑らかな紙や色とりどりのペンを持っている人たち。
リィナをどこか知らない場所につれて行ってくれそうな人。
八乙女先生ぃぃ! なかなかおモテで。笑
ちなみに、ザハドの人たちから見ると、日本人は幼く若く見えるのでしょうか?
作者からの返信
デリカテッセン38さま。
いつもコメントをありがとうございます。
サブリナから見て、まあ恋愛感情ではないでしょうけれど、八乙女涼介は特別な存在に映っているようですね。
何か予感めいたものがあるのかも知れません。
作中の少年たちは、黒瀬真白や山吹葉澄が二十代と知ってショックを受けているようですから、女性に関しては若く見えるのかな?
八乙女に対してはおっさん呼ばわりですから!きっと年相応に見えているのだと思います(笑)。
八乙女先生のことを恋愛対象では無いと否定しながらも
脳裏の中心に居るのは
自分達の知らない世界の住人だから。
魔法が使えないのは致命的かも知れないけど
代償と言うか、それに勝る能力を秘めていると考えるのは
不自然では無いし、思考の等価交換のような気がします。
僕は八乙女先生サイドの人間なので魔法に驚愕ですが
僕達は代わりにこんなことが出来るんだよって
虚勢を張るかも知れません。
スマートフォンのフォトとプロジェクター機能を駆使したら
分身の術の完成ですよね。
プロジェクター機能なんて、使用したことはありませんが……。
作者からの返信
育成達人さま。
コメントをありがとうございます。
リィナが持っている想いにはいろいろなものが混じっているのでしょうが、仰るように世界を異にする人物に対する何かが大きいとは思います。
文化が違うと常識も違ってくるものですが、魔法の有無はその文化の範疇に収まるものなのかどうか……少なくとも、八乙女達のもつ現代日本の技術や知識は、強みではあるでしょうね。
リィナさんの八乙女先生に対する感情は何なのでしょうね…恋心、なのかもしれませんが断定するのも難しい。
次の訪問はいつでしょうか!彼女たちは待ち侘びているようです
作者からの返信
燈乃つんさま。
いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます!
そうなんですよね。
これ!だと定義できるほどには、まだはっきりとしていない状態なのかも知れません。
でも、とても純粋な思いのような気がします。
今まで普通に楽しく過ごしてきた日々が退屈なものになってしまうほどに、インパクトのあった五日間……また巡って来るのはそう遠くないのかも知れません。