昔、今は取り壊された赤坂プリンスホテルに勤めていた友人が言っていました。ホテルの中の人間関係ほどドロドロして醜いものはないと、そして男女関係も含めればとんでもないドロドロした淫らな職場だと言ってました。裏を返せばそれだけストレスが溜まりやすい劣悪な環境にあるということでしょう。
それを踏まえて新館と旧館の皆さんの食材争いというバトルは誠に読み応えがあり楽しませていただきました。現実はともかく、これに近い争いがホテルの中で日常茶飯時にあるのだということはよく理解しています。
そしてあの劉女史、名前から察するに中国系であるとは思われますが、さすが漢民族の女性!怖い怖い!男を手玉に取るどころか、会社組織も手玉に取りそうです。どうぞ松木さんご無事で。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
作中でも少し触れていますが、このホテルで働く人たちは、だいぶストレスを抱えているのだろうと思います。
年中無休。年末年始も休みなく働き、日勤と夜勤を行き来するなかで、心も体もボロボロになっている姿が想像できます。
そんな彼らにストレス発散の場を提供した劉は、悪い女性ではありますが、今回はExcellentな働きだったと思います。
マキマ系ヒロインの劉さんはインパクトがありますね。
述者と再会するとき、さぞかし修羅場が展開されることでしょう。
作者からの返信
コメント、評価、ありがとうございます。
劉のインパクトがありすぎるので、その他の登場人物が霞んで見えるようですよね。
修羅場を想像してみるのも楽しそうです。