〜エピローグ〜
その年の夏休み。僕は双子と一緒にみゆに会いに行って、4人で話をした。みゆの父親は悪霊に憑りつかれていたと伝えた。
みゆは最初、あの写真しか受け取ってくれなかった。僕が宝くじの裏の文字を見せたら涙を流し、やっとそれを手に取った。
「友達になろうよ。」
仁美が言った。僕もそう言うつもりだった。
その日以来、4人で遊ぶようになった。どんな辛い事でも4人一緒なら乗り越えられそうだと思えるような、そんな存在だった。
人ごっこ @kasukana
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます