#憧れの人が結束バンドで拘束されます
「ほら、もっかい名前と学校、住所、電話番号言えよ」
「でも……」
「自分が何したか分かってるのか?こっちは通報してもいいんだぞ?」
「す、すいません……分かりました」
直立不動で立たされた長瀬のあは、自身の名前や個人情報を述べていく。
店長はそんな長瀬のあを片手で撮影しながら、もう片方の手でごそごそ何かやっている様だった。
「これ学生証な」
「やめ……」
画面に長瀬のあの学生証が写る。
長瀬のあは慌てて止めようとしたが、店長に睨まれたのかビクリと怯えた。
恐らく店長の隣にテーブルがあり、そこに長瀬のあの私物が置いてあるのだろう。
「TikTokもイケメンばっかりフォローしてるじゃねーか。男大好きで、性欲が溜まってしょーがねーってか?」
「ち……違います!」
「違う奴は店でオナニーしねーんだよ!」
「きゃっ!」
おもむろに店長が長瀬のあのスカートを捲る。薄水色のパンツと、健康的な足が画面に大写しになった。
パンツには染みができ、内腿に少し筋ができていた。
「あ?この手は何だよ」
「いえ……その……」
スカートを押さえようとした長瀬のあの手を、店長が捕まえる。
長瀬のあの怯え切り、きょろきょろと目を泳がせている。
長瀬のあは気が強いタイプの子だと、片桐が言っていた。
しかし俺ですら店長が怖いのだから、彼女が縮こまってしまうのも仕方ないだろう。
「てめー、自分の立場が分かってないんだな!おめーは許してくださいって、泣いて頼む側だろうがよ!俺の機嫌を損ねんなよ」
店長がスマホを、テーブルの上に乱暴に置いたらしい。
画面は天井を写し、2人の声だけが聞こえてくる。
「手を後ろで組め」
「え?」
「早くしろ!」
「は、はい!」
「これでよし、と」
「いたっ……え?取れない」
「結束バンドでも、結構拘束できるんだよ。俺が切らねーと、取れねーよ」
「う、うそ……!?」
「んで、スカートはこうだな」
「きゃっ」
「あ?」
「す、すいません。動きません……動かないから…優しくして下さい」
「おー、おー、いい子だ。人の店でオナニーしたの、反省したか?」
「はい……すいません」
「服のボタンも外しとくか」
「っ……!?」
「ちっとは賢くなってきたか。少しでも抵抗してたら、ぶっ殺してたところだぞ」
「はい……」
「しかし綺麗な乳だな。何カップだ?」
「Cです……最近Dかもですけど」
「まだ少し硬めだな。乳首も綺麗な色だ」
「…………っぅ」
会話の後店長がスマホを操作する様子があり、動画がそこで終了する。
再生画面を閉じると、別の動画が送られてきていた。容量が大きくて時間がかかっていたものが、今しがた受信完了したのだろう。
サムネの感じでは、先程の動画からそのまま続いているっぽい。
もちろんためらいなく、再生ボタンを押していた。
#憧れの人を盗撮野郎に寝取られます 月猫ひろ @thukineko
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