辺境の領主の娘マリオンは、成人(15歳)になったのを期に一人王都に旅立ちます。住み込みのメイドとして王宮で働く彼女を待っていたのは、先輩メイド達のいじめでした。
辛い生活が待ち受けているのかと思いきや・・・。
見た目は華奢で大人しそうな女の子なのに、すごい能力をもったマリオン。彼女の行動は、周りの人たちに様々な影響を与えていきます。
物語は、マリオンだけでは無く王族の面々や先輩メイドなど様々な視点で描かれていきます。
最新話の12話まで一気に読んでこのレビューを書いています。本来一話ずつちびちび読む派の私ですが、本当に一気に読んでしまいました。それだけ魅力的なお話しです。登場人物が個性豊かで、描写力もあり、世界観もしっかりと伝わってきます。それほど筆力でこれからどんなストーリーが展開されるのか、ワクワクします。タグに「ラブコメ」とありますが、まだラブコメ要素は登場していないのでその辺りも期待大ですね。
今から追いかけるには丁度いい頃合いです。皆さんも一緒に物語を追いかけてみませんか?
ランズベリー領の領主の娘であるマリオンは、家事全般が得意。性格もよく、少し天然なところがまた彼女の魅力のひとつでもある。
ある日マリオンは、領を出て都に行くことになる。働く場所を求めて訪ねた先で、住み込みで働ける仕事先として、王宮のメイドの職を紹介される。
しかし、その王宮メイドの職は、あまりオススメしない、ある理由があったが・・・。
かくしてマリオンは王宮メイドの職に就くことになるが、初日から先輩メイドたちに、嫌がらせとして寮の部屋ではなく、そこに行ったら最後、新人は音を上げて去っていくという離れの一軒家に案内される。
翌日、マリオンも今までのメイドたちのように音を上げているだろうと思っていたが・・・。
最新話まで読んでのレビューとなりますが、とにかくマリオンの普通が、一般人には普通じゃないという面白さ。
その天然な性格と、周りを変えていく愛されキャラに、読者としてはマリオンよりも、周りのメイドや他の登場人物への共感を覚えます(笑)
それがこの作品の魅力ではないかと、勝手に思っております。
そして、これから彼女がどのように他のキャラと関わっていくのか、更新が楽しみです。
まだ話数も少なめなので、気になる方は、今から読んでおくのがオススメですよ!