情緒ゆたかな伝奇浪漫

 スピード感あふれる展開と、軽くて読みやすいながらも丁寧な描写で情緒あふれる鬼狩り伝奇浪漫です。
 鬼狩りとして生きてきたゆえにどこか人としては幼い鈴と正尚異形のものとして歳を経、人のありようを知らぬ黄金の鬼と、いまだそこが知れぬ麗しい白銀の鬼。
 彼らの運命の糸がどのように絡み合い、どのように動いていくのか。
 まだ序盤ですが、続きがとても気になります。

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