第8話 最初で最後のライブ

私はライブのために真剣に考え、今ステージに立っている。

私の言葉で伝えなきゃ!

「新メンバーとしてfreedomに入りました。僕は先天性無痛無汗病の病院を持っています。社長、私にとってのおばは自分が悪物となり僕の今にも足を切断しないといけない状態の時に事務所のお誘いがありました。足を切断する代わりに100万あげると。」

「妹と二人暮しの僕は生活費を稼ぐために必死で働きそれでも苦しかった。そんな時に100万の話があり、少しでも妹のそばにいられると思いました。最初の条件では”切断”だげでしたが、もうひとつの条件が出ました。”男としてアイドル活動”をすることです。」

「そう...私は女性であり本当の名前は七海です。私は性別で判断することは好きではありません。応援してくれるみんなには嘘はつきたくないのでこのような結果になりました。」

...

「私は”1日限定”のライブでしたがみんなと楽しい時間を過ごせて嬉しかったです。

またどこかで会いましょう!」

私は込み上げてくる涙を堪えてステージを後にした。

ステージには3人とライブ会場に来た人たちだけに取り残された。

1人のfreedomのファンの子が

「な、七海ちゃんが男でも女の子でも関係ない!私は心から今日のライブが楽しかった!これからも”freedom”の一員として続けて欲しい!」

その声に続いて

「最初は新メンバー受けいられなかった...でも今日のライブ見て変わった。七海ちゃんが他の3人よりも熱意が伝わってきてファンになったよ。戻ってきて!」


一斉にななみコールが始まり、

freedomの由利くんが

「それじゃ!迎えに行くてくるよ〜」

といいステージを去った。

その間城之内くんと島崎くんは場を明るくするのに歌って踊っていた。


私は控え室で着替え終え、荷物の整理をして帰ろうとした時に控え室のどあが開いて由利くんに腕をつかまれて「走って!」と言われ由利くんに引っ張られて走った。

そこはステージの上に立っていた。

城之内

「やっと来たよ、”主役”は遅れてくるって言うからね」

島崎

「ファンのみんなは七海のことを待っていた。七海はどうしたい?」

と言われマイクを渡された。

女の姿であり普通の格好。

今から見た人にとって誰?ってなるけど会場のみんなは私をじっと見つめている。

「わ、私はこのままつづけ...たいです」

歓声がおき、私はこれからもfreedomとして続けることになった。


それからトレンドにfreedom、七海が入るようになり話題が高まった。

テレビの企画には”全員”女性して踊るといったバラエティにも出るようになった。

freedomの3人、島崎くん、由利くん、城之内くんには感謝している。

そして社長にも。

こんな楽しい時間をありがとう。


おわり


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足がなくても… 夢タコ @yume3578

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