長い感想はここに書くべきでした。
リンクはとても有り難く。
相変わらずのんびりとですが一つずつ追ってみたいと思います。
まだまだこの世界に浸かっていられそうで嬉しいです。
まずは……気になるのは母刀自のお話ですが、ここは三虎と莫津左売の関係性を知りたいところ。
莫津左売が本編でほとんど語られなかったのが意外でした。
彼女にはとてもミステリアスなイメージがあります。
花麻呂との関係が語られそうなのも楽しみです!
作者からの返信
プロエトス様
終話→あとがき→おまけ設定、三段重ねなので、時々、「長い感想こっちに書けば良かった」的な感想を頂戴します。
すみません……(;^ω^)
さっそく莫津左売の物語、フォローありがとうございます!
とてもミステリアスな莫津左売。
読んでいただくと、なぜ本編で、莫津左売を語る事ができないのか、納得いただけると思います。
花麻呂はね……、ちらり、です。
コメントありがとうございました。
筆者様の想いが溢れたあとがき、とても素敵です。
コメントの返信でも感じましたが、深く考えて書かれた作品であったことを再認識しました。
次はどれから読もう…とても悩ましいです…
やっぱり、母刀自かなぁ。
登場期間は短くても、母刀自、大好きです。
作者からの返信
きんくま様
あとがきまで目を通してくださり、ありがとうございます。
「深く考えて書かれた作品」
(∩´∀`)∩ワーイ
嬉しいです!
母刀自、大好き、と言ってくださり、ありがとうございます。
そうですね、
「悩ましけ 〜伊奴の煩悩〜」を読んでいただいてから、
「うらふく風の 〜母刀自・福成売〜」
にぜひおすすみください。
(お時間のある時に)
コメントありがとうございました。
編集済
凄いです。
最後までちゃんとしているところ、さすがとしか言えません。
くるみの人、蘇比色の衣。 人の心を抉る物語。 私はここで母刀自と古志加の心の繋がりをとても強く感じました。 私の頭の中に投影された映像はかなり凄惨なものでしたが、それでもやはりこの話がなければ後の話に繋がりません。 ここが古志加の原点にして、後の古志加を成す為の根幹となる所だと思います。 母刀自にあってはここでしか描けない分、特に印象付けなくてはなりません。 普通は多少濁してしまいそうな凄惨な場面も、余す所なく丁寧に綴られているところ、加須千花先生の意気込みが感じ取れます。
むしろ、ここを読まないならばこの物語の何が解るのだろう?と、思えます。
総じて丁寧に推敲されて、言葉を選び、紡がれて行く。 キャラクターへの愛情がとても深く、どのキャラクターも、それぞれが主人公の一つの物語の上に立っている様に思えます。
それは挿絵からも読み取れて、加須千花先生の頭の中には、彼等が息づいているのだなあと感じ取れました。
とても良い作品に出会えた事に感謝します。 ありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
かごのぼっち様
最後までちゃんとしてる、と言ってくださり、ありがとうございます。
「私の頭の中に投影された映像はかなり凄惨なものでした」
そんな凄惨なものを見せてしまい、申し訳ありません(;´Д`)
しかしこれが、古志加の原点であり、これがないと話が進まず……、と、かごのぼっち様のご指摘の通りでして、私が「あとがき」で言いたかった事を、ご理解いただいている、と、嬉しくなります。
言葉を選んで綴っている事、キャラクターへの愛情をしっかり持っている事。ここにも言及いただき、ありがとうございます。
かごのぼっち様には、たくさんの応援コメントと、挿絵もつぶさに見ていただいたうえでのコメント、そーしーてー、数々の素晴らしいファンアートを頂戴し、深く感謝申しあげます。
泣く古志加を抱く、三虎の苦悩顔が好き。
花麻呂と稽古中、ジャンプしてる古志加が好き。
ぽいーんな古志加と、いたずら顔が生き生きした難隠人さまが好き。
半裸で澄まし顔→荒ぶる大川さまが好き。
鬼神のようなオーラを発する花麻呂の、低い姿勢が好き。
華やかに舞う古志加と、嫉妬の鬼でムキー顔の三虎が好き。
沢山の贈り物をいただきました。
古志加とともに、古代上野国の大地を歩んでくださり、ありがとうございました。
ありがとうございました!
本当に本当に面白かったです。
恋愛と一言では括れない人間模様に心を上げ下げしながら最後まで拝読しました!途中、最後はどうなってしまうのだろう!?と心配もしましたが、三虎が簪をみてブワッとなったあたりからの急展開にもうもう読むのをやめられませんでした。
三虎、最後にしっかりと自分の大切なものを見つけることができて本当によかったです。古志加、魂がどっか行ってしまいそうになった時はハラハラしてしまいましたが、三虎と結ばれてよかったです。
結ばれた後の二人。もうこれまでお互いがすれ違いながら我慢をしてきた分だけ、甘々になるのが、もうちょっと嬉しすぎました。
そしてそして、意外に心に残ったのが古志加のお母さんの存在でした!
皆の夢に現れ去っていくそれぞれの場面が、そこから何かこうトンネルのを抜けて光が見えたような気がしまして、凄く心に残っています。
いやはや・・・本当に面白かったです!
サイドストーリーもサポーター記事もまだ全部読めていないので
夏休みの間に拝読いたします!
本当にありがとうございました!
作者からの返信
kone様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
わーい、嬉しい一気読みー!!
物語の山場の、「夢にそ見ゆる」より、ラストまでの一気読みは、嬉しすぎます♡
ありがとうございます。
三虎、簪を見て、ブワッとなっちゃいました。しかし、誤解がとけてからは、どんどん、素直になってゆくのです。
そのあとは、あまあま男となりました。(笑)
自分の大切なモノを、見つけられたようです。
古志加、三虎、幸せになりました。
古志加は長年の想い人から愛されて、晴れやかに笑っております。
母刀自は、kone様のおっしゃる通り、トンネル……光、のイメージです。
詳しくは、「うらふく風の」にて。
あっ、夏休みですかぁ。ふふ、ゆっくり休みつつ、また、サイドストーリーにいらしてくださいね。
コメントありがとうございました。m(_ _)mペコリ
万葉の恋歌好きとしては、好みが凝縮された最高の物語でした。
もう、恋の苦しさやもどかしさ、通じあった時の幸せまで余す所なく堪能させて頂きました*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
古志加の成長、残念な三虎(笑)、母刀自の愛、花麻呂の思いやりそしてナイス突っ込み!など読みどころもたっぷりで、本当に楽しかったです。
また、この時代を舞台に書かれた事は尊敬の念を抱かずにはいられません。
おそらく映像化される事が極端に少ない時代かと思います。建物や衣装、食べ物など大きい事小さい事まで表現するに当たっては困難がきっと沢山あっただろうなと思います。
それを抜群の安定感で美しく書かれていて、凄いの一言です。
忙しい日々を慰めてくれる癒しの物語でした。
心踊る時間をありがとうございました。
作者からの返信
碧月 葉さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
拙作を最後までご覧いただき、また、お星さま、ありがとうございました。
万葉のうたの数々。
好みが凝縮、と言っていただき、嬉しいです。
古志加の成長、三虎の残念っぷり、花麻呂、ナイスつっこみ♪
楽しんでいただけたようで、良かった……。
この時代を舞台に書いた事に尊敬の念、て、いやいや、碧月葉さまにそっくり、そのまま、まるっとお返ししますよ。
私は、かなり架空でおぎなっているので……。
たくさん一気読みいただき、ありがとうございました!
長いお話のはずでしたけれど、あっという間に読み終えてしまいました。少し寂しいかもです(笑)
古志加も三虎も好きですけど、やっぱ日佐留売さま好きだなぁ。あ、布多未さまも良いです。穎人さまと多知波奈売のペアも良いし、どうしましょう?
お気に入りの登場人物いっぱい居て目移りしてしまいます(>_<)
夫婦になってからも卯団に入り浸りの古志加、良いですね。
この時代、古志加はちゃんと三虎を立てると思いますが、家の中ではお尻に敷いてしまっちゃえ! とも思います。
もう、みんな幸せそうでなんだかボクも嬉しいです。悲しみの涙、切ない涙、そして喜びの涙もいただきました。素敵なお話ありがとうございます。
あと、少し気になったのですが、膺懲のときの三虎、大川さまの敬称を無くす心境はわかるのですが、その後も敬称無しだったのは、三虎の中では、大川呼びが当たり前な感じに変化したからなのでしょうか。
作者からの返信
矢口こんたさま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
まずは素敵なレビュー、ありがとうございました!!
矢口こんたさまが、愛情持ってこの物語を読んでくださったことが伝わってきました。
嬉しいです!
そして、たくさんのコメント。毎回拝読するのが楽しみだったので、矢口こんたさまが読み終えてしまうのが、嬉しくも、寂しい心境です。
三虎の、大川さまへの敬称、ちょっと考えておきますね……。毎回大川さまって、さまをつけるの、私が面倒なだけで、三虎の心境はそこまでは変わってないはずなんです。
では、舞台袖の皆を呼びますか。
古志加、彼女を愛おしそうに見る三虎に手をひかれて、大舞台中央まで、しずしずと歩いてくる。
とびきりの笑顔で、
古志加「矢口こんたさま、応援ありがとうございます!」
日佐留売「ふふふ……、見守ってくださり、感謝するわ。」
薩人「よっしゃ!声をあわせて!」
登場人物一同「ありがとうございました!!」
私「ありがとうございました……!」
一同、礼!!
サイドストーリー読みに行ってまいりまーす!
莫津左売はずっと出てくるのに、視点がない人物なので特に気になりますね。
母刀自は視点こそありませんが、何を考えているか分かる人物として描写されていましたが、莫津左売は主人公にとって決して勝てないライバルとして、故意に描写されていなかったと感じました。
三虎の肩をかんでやったのはスッキリでしたね!
性描写、勉強になりました。
どこまで書いていいかのラインとしても。
女性向けの恋愛モノでは結婚まで行くこともあり、するとベッドシーンがあったほうが自然なこともありますので。
作者からの返信
綾森れん様
サイドストーリーにも足をのばしてくださるという事。
ありがたや、ありがたや〜!
そう、莫津左売は、仰るとおり、古志加視点だから、故意にこの描き方です。
莫津左売の、「三虎、吾が夫 〜莫津左売の恋〜」は、とても力をいれて、魂をこめて書いております。どうぞご期待ください。
三虎の肩、すっきりですよね。(笑)
ずっとあの噛み跡は残りました。
共寝のシーン、参考になりましたか?
どうでしょう、どこまで、運営さまにはねられないのでしょうかね?
わかりません……(´∀`;)
拙作は読者数の少ない弱小小説(表現がうまくない)なので、目に入らない、というのもあると思いますし、なるべく、エロスな単語を回避するように書いています。
快楽はくわいらく。奈良時代便利。(←違う)
私は、ただの共寝ではなく、共寝のむこう側にあるものを描きたいのです。
古志加がうっとりと光に溶けていくのを、書きたい。古志加がいかに癒されていくか、全て、読者さまにお見せしたい。
古志加は、笑顔で両腕を広げ、全てを読者さまに渡してくれます。
女性向けの恋愛もの。女性はロマンチックなものが大好きですよね。
拙作が、綾森れん様が自然なベッドシーンを描く時の、なにがしかのお土産になれたなら、幸いです。
(キャー言ってしまった。ベッドシーンって言うと、照れる。)
コメントありがとうございました。
おお、なるほど、莫津左売のエピソードは別にあるわけですね。
それは早速読まなければ!
作者からの返信
水無月 氷泉様。
コメントありがとうございます。
そうなんです。
莫津左売は、古志加にとって、「三虎の後ろに見え隠れする影」です。
影の女。
三虎の愛を得ている、嫉妬の対象。
逞しく男みたいな自分と正反対で、自分が望んでも得ることはかなわない、女性らしさの象徴。
古志加にとって、ずっと影の女で有り続け、古志加が三虎を愛子夫としたならば、影は、ふっと消えるのです。
何故なのか? 古志加は知ることはありません。
誰も彼女に教えないからです。
この描き方で、良いのです。
ぜひ、白珠のように美しい莫津左売の物語も、ご覧ください。
コメントありがとうございました。
編集済
母刀自の死のシーンではもうがっつり心持ってかれてたファンの一人です。
短く凝縮された数ページでくる世界観の構築と時代性、胸に切なさと苦しさがつまる人の存在の扱われかた。
加須 千花さんの表現が極まっていて感動し夢中になりました。
そこから
おんなのこ。の心の機微がおんなの人に成長していく古志加の過程、感情の熱さ昇り降りをとりまく大人の女性や、男女のいろいろを知っているとおもわれる女友達たちとのやりとりが、綺麗な衣の色彩や練り香のかおりに包まれるようで楽しく。
意地悪な藤売の全裸になってもわたしは高貴よ、と聳えるようなプライドの姿も、いろんな女性像が見事で。
また男衆が可愛いんですよね。
ここでは誰とどうなると言ってもいいので安心(あとがきから楽しんで読まれるかたがうっかりここみたらごめんなさい)三虎!もう!なんなのもう、勝手に自分で思い込んじゃってじれじれするじゃない。
出逢ったころ、母を失った古志加へあたえる思いやりの大人ぽさが、
恋心となるとこんなにあーもうおとこの子じゃないのまだ……と我がパートナーを振り返ると、
うん、男の人ってこういう感じのとこあるよねと頷いてしまう。おとこのこをいつまでも心に置いた男性陣のそれぞれの可愛らしさと個性も素敵でした。
繰り返してしまいます。虜になったのは時代の背景の表し方、極まっていて。死の描きかた、認めたくない死を前にした古志加の描きかた、すごくて。
鳥肌が立ちました、すげえ人をみつけたと。
そこから描かれる恋。
考証は深く古の言葉のまろみも愉しく。
意識的なのだろうなと勉強になります、ライトなやさしい筆使い。
これからもお話しをできる創作の仲間でいていただけたらすごく嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
明日あたり、また、伺いますね♪
作者からの返信
ゆうつむぎ様。
コメントありがとうございます。
ぎゃ───嬉しい!
嬉しすぎて、独楽のようにクルクル回転して踊って、ばたんと倒れてしまいそうです。
口から魂でちゃうよ。
ああこれは、どう返信を書いたら良いのかな。
珍しく、どう返信をすれば良いか迷います。
嬉しすぎて、いただいた言葉が尊すぎて、言葉にできる気がしません。
あかん。口から白いモヤが。これは吐息? いや、私の魂だ。
ゆうつむぎ様は、私の書きたいこと、人物を的確にとらえていただいています。もう本当その一言につきます。
十歳からはじまった、淡い恋の行く末。
激情は読者の心を揺さぶり。
三虎は、出会った頃古志加へ与えた思いやりは深く、大人ぽく、一転、恋となると「おとこのこ」の心でじれじれ。
勝手に思いこんじゃって、面倒な男で。そんな三虎の心を開放してあげられるのは古志加の愛だけ。
古志加の「心の泉」を「走り井」として心全て癒やしてあげられるのは三虎の愛だけ。
そんな恋愛を、綺麗な衣の色彩や、練り香の香りに包み、古の言葉のまろみをアクセントに、優しい筆使いでライトに読めたら。
うおわ──! ゆうつむぎ様の言葉で、私がこの物語で書きたかったこと全部書けた──!
あと、ゆうつむぎ様のキャラへの目線が好きです。悪女の藤売は、「私は美しい」 男衆は可愛さがあり、明るさがある。三虎は「そうじゃないって三虎」
私のなかでゆうつむぎ様名言集があります。
こちらこそ、これからもお話しのできる創作の仲間でいてくださることを、切に願います。よろしくお願いします。
読了いただいて、さらにこんな嬉しいコメントまでいただいて、本当にありがとうございました。
完結、おめでとうございます!
古志加と三虎には、やきもきさせられましたが、そのやきもきさせるところが、作者さまの素晴らしい手腕だと思います。
とても面白かったです。
莫津左売のことがちょっと気になるので、次は莫津左売の話を拝読させていただここうと思います。
楽しい時間を、ありがとうございました。
作者からの返信
本城 冴月さま
物語の最後までおつきあいくださいまして、ありがとうございました!
古志加と三虎、やきもきの、じれじれ。素晴らしい手腕、と言ってくださり、ありがとうございます。
ええ、莫津左売の物語、どうぞ、いらしてくださいませ。
思い入れの深い物語です。
丁寧にコメントを頂戴し、古志加の物語を最後まで見届けてくださり、感謝申しあげます。