第8話 エピローグ

 物語を終え、少年は公園の木の下で目を覚ます。周りを見ると、他の木の下に眠る同級生たちがいる。「また来てたのかよ」「そのひとたちなしではものがたりはおわらなかった。たいせつにしなさぁい」「わかったよ」怪しい男の姿はもうなかった。晴れた公園を眺める。少年、ワカミネタイガは、制服のポケットに手を突っ込みながら歯並びの良い歯を見せて笑う。


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選者外伝~勇者(ヒーロー)~ ソードメニー @sordmany

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