本当に目の前にあるような、奥行きのある世界観が魅力の異世界ファンタジー。その再構成。登場人物は皆、本当に息をしているかのようで、ある者は、必死にあがき、またある者は、流れに身をゆだねる。各々の陰謀が渦巻き、交差し、多くの人々が運命とも呼ぶべき大きなうねりに翻弄される。厚みのある文体で、少ない文字数にストーリーが過不足なく詰まっており、読み応え抜群。その一方で、異世界ファンタジーらしく、ヤンデレやクーデレもたっぷり味わうことのできる、贅沢な一作となっている。ぜひ、ご一読ください。
本格的なファンタジーです!素晴らしい文章力とよく作り込まれた設定で気が付けば世界観に没入して読み進めていました!これからも応援しています!お身体に気をつけて執筆活動頑張って下さい!
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いろんな国の間で政治や陰謀が繰り広げられ、その情勢によって揺れ動く人物の心情を事細かに描いたような物語が好きな人におすすめです。ファンタジーだけど歴史ものって感じです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(207文字)
アクリル板W先生の渾身の一作『Weather』の新基軸がこの年末の時期に合わせて投入されました。やりましたね。今回のサブタイトルは『―姉 のち 姫 時々 神―』とのことで、あねひかと略されるようです。一気に親しみやすくなりましたね!日本だけでなく、中国やインドの神話をモデルにした多種多様な人物と出会いながら成長していくドジっ子とその幼馴染の半神半人の二人の物語です。二人の行く末を見守っていきましょう!