30年待ち、そしてようやく

幼き日に渡った異世界の、いつかもう一度行く時が来る。ただその約束を胸に勉学と武道に励み、けれども30年。10歳の少年はいつしか40歳になっていた。
待って待って、そしてようやく訪れたその時。どうやら何かがあった、けれどそれは何なのか。なぜ30年待つことになったのか、そしていざ行けるようになった異世界には何があるのだろうか。
謎が謎を呼ぶ、まさにその通りなのである。
既に過ぎ去ったはずの日々がまた。異世界と現実とを行き来しながら、彼は何を成すのだろう。
約束も、疑問も、この物語を構成する重要な要素なのだろう。それが解き明かされるのを、ワクワクしながら読み進めてみませんか。
ぜひご一読ください。

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