告白2
「最後に一言、初めてだったよ、私を性の対象と見ずに手を出してこなかった人、、、、ありがと、、、、この生活が始まってから、楽しいと思えたよ」
「ッ」
「、、、、、、、、、、、、私と結婚してください!!特典として、私を好きにしていいよ」
勝手に口が動いていた。しかし、自分がなんて言ったかだけは、はっきり分かった。
しかし、取り消す気にはなれなかった。
勢いで乗り越える、しか選択肢はなかった。
「はぁ、、何言ってるの、、、お前、、、」
「冗談だよ、、、、、でもね、、、結婚してくれたら、私の住み家は確保できるし、、、、楽だなって~~~思っただけ」
もちろん、無理なのは知っている。
振ってくれていい。
別に口が滑ってしまったようなものだと思う、、、、自分でも分からないが、、、、
「はぁ~、、、、いいよ、結婚しよう」
いま、なんて言った。
理解が追いつかない。
【いい】といったのか。そうだよね。
嬉しいという感情よりも、なんでが勝ってしまっている
「ハッ、ナニイッテルノ、オニイサン」
やばい!!!!動揺が隠せない!!!!
こんなの私じゃない!!!!
「え、だって、お前が、、、、、、あっ!!お前を好き勝手にする気はないからな」
「だってだって、名前すら知らないんすよ、ありえなくないすっか、うん、ありえない」
「じゃあ、今の話は無しだ」
「いや、結婚しましょう、、、うん、、、、、ちぃなみになんですけど、なんで結婚してくれるんですか?」
「いや、親が結婚しろ、結婚しろって、うるさくて、、、、、、」
「理由って、それだけですか?」
「うん、、、、あっ!孫の顔みたいって言ってたから、子ども欲しい」
「えっっっっっっっっっっっ!!!!隠してましたけど、私まだ、17でぇすよ!!!!!」
子どもを授かる、自信ねぇーよ。
子どもを育てる、自信ねぇーよ
「未成年、、マジか、、オレ、、犯罪者、、、」
「まぁ。そう落ちこまず」
「お前にだけは、言われたくない」
「てへっ(^_-)-☆」
「はぁ~」
「こればっかりはゴメン、女子高生って言えば犯罪になって泊めてくれる人探すの大変なんだよ、、、、だから大人に見えるよなファッションして、19歳設定にしてたの、、、だからゴメン」
「まぁ、バレたら面倒くさいだけだから、大丈夫だけどさ、、、、立場上ね」
「結婚は16から出来るっしょ、結婚しちゃえば合法ってことになって、OKってことですよ」
「ナニがOKじゃ」
「だからごめんって」
「条件として、結婚式も挙げないし、指輪もあげないからな」
「結婚式やられても、私、呼ぶ人いないし、指輪は欲しいけど、今じゃない気がする」
「まぁいい、お前の家ってどこだ」
「なんで、そんなの、ないよ、うん、ないない」
「荷物取り行こうと思って」
「荷物なんてないよ。私の手持ちは、スマホ。充電器。サイフ。洋服一着くらいかな」
「じゃあ。教科書は、、お前高校生なんだろ」
「学校に行ってる人がこんなに追い込まれてると思う?」
「なんかゴメン、悪かった」
「行ってないのは、多分私が悪いだけだから気にしないでよ、、、、、、、それよりさ、、、、、、名前教えてよ、お兄さん呼びコビ売ってるるみたいでなんか嫌なんだよね」
「瀬戸口 深夜(せとぐち しんや)お前の名前は?」
「柏木 柚希(かしわぎ ゆずき)そっか~私、瀬戸口柚希になるのか~。なんかいい感じじゃん」
思ったよしっくり来たので、少し嬉しかった。
自分の一族から抜け出した様な、爽快感すら覚えた。
「仕事は、、、、、、、、、、、、ある訳ないよな」
「もち」
「じゃあ、家事くらいは出来るな?」
「多少は、、かな」
「多少は、期待したいものだな」
「ナなによ~さっき料理作ったじゃん!!!」
こうして2人凸凹な生活が始まったのである
めでたしめでたし、、、、、、
家出援交JKと結婚しました。 鳳羽鳥鶏(あげはちょうけい) @Yuuya00000
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