夜の国を照らす、星を拾いに行こう!

そこは、夜しか存在しない国だ。
毎日が満月で、太陽は昇らない。

マギーとニルは汽車に乗って「星が落ちる場所」へと向かっていた。
「星」はランタンの光となるのだが、買うよりも自分で作る方が安く済むため、ふたりは目的地へと向う。

そんな旅の途中で、大きな箒星が大きな尾っぽを引いて空を瞬き、輝きを放つ。やがて、目的地の湖の、さらに山の向こうへと消えて行ったのだった。


冒頭は、まるで「銀河鉄道の夜」のような、幻想的な世界観。
出会いと別れ。
夜の国、不思議な御伽の国を舞台に、マギーの冒険が始まる。

物語の終わりまで辿り着いた時、まるで一緒に旅をしてきたかのような感動を覚える、そんなあたたかい作品です。

童話、お伽話、色んな要素が登場人物に練り込まれており、とにかく素敵なストーリー。

一度、読んでみて下さい!
その世界観に、きっと心が揺さぶられるはず!

オススメの作品です♪


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