なんともほのぼのとするタイトルに誘われて覗いてみました。


やっぱり、くるをさんらしく、極めて短い作品ながら、裏切られませんでした。
この小説は行間から滲み出てくる優しさが分からないとダメなのでしょう。ゆっくりと読んでいます。
 
庭先に遊びに来る小鳥が運び込んでくれたのは福をもたらす南天の実。お正月飾りにも使われる小さな赤い縁起物です。
この発想力にまずビックリ。

花言葉は、「私の愛は増すばかり」
庭先に遊びに来る小鳥たちと仲良しな主人公の人柄の良さまで感じてきます。