以心通信

詩人

約束はいらない、はずだろう。

 夢を見ていた、かもしれない。


 そのくらいうろ覚えで、僕にとって何の意味もないことだった。

 視線は淡白な天井に突き刺さり、僕は情けなく息を吐いた。


 僕はやけにふかふかのベッドで横たわっていて、そして生地の薄いパジャマを着ている。

 きちんとしたパジャマなんかを着るのは実に小学校二年生ぶりで、なんだかこれはこれで心地良い気がする。


 ようやく思い出す。ここは病院だ。


 なぜ僕がこんなところでいるのかと言えば、ついこの間の大学での体育実習での出来事が起因する。

 僕は元々持病を持っていて、心臓が他の人より少しだけ弱かった。お医者さんには小学校五年生の時に完全に治ったと言われたはずだったが、どうやらそんなことはなかったみたいだ。

 バスケットボールの試合中、突然左胸が押し潰されるかのような痛みにさいなまれた。

 今までは普通に出来ていたのに、今回は何かがおかしくなって、心臓の病が再発したのだ。


 そんなわけで僕は一週間前から、一ヶ月の入院生活を強いられている。

 最初のうちは友達も大学の講義の帰りにお見舞いで寄ってくれていたが、友達も当然学校へ行かなければならない。

 ──本当は僕だって行かなければならないのになぁ。


 暇を持て余していた、とある日のことだった。僕の隣のベッドに新しい患者が入院してきた。


 中学生くらいだろうか、車椅子で運ばれてきたその女の子は、俗なたとえで言えば「お人形さんみたい」な美しい女の子だった。

 僕を担当してくれている看護師さんが僕に言う。


つばさくん、これからこの子──麻由美まゆみちゃんも同じ部屋で担当することになったの。よろしくね」


 この部屋のベッドは全部で二台。

 僕はこの子──麻由美と相部屋になるわけだ。僕はすかさず挨拶する。


湯浅ゆあさ翼です。よろしくね、麻由美ちゃん」


 一応、教育実習生の端くれなので子どもへの態度は悪くないはずだ。自然に挨拶も出来たはず。

 なのに麻由美はふんっ、とわざと僕と真逆の方向へ顔を背けた。

 なるほど、麻由美は反抗期の真っ最中か。中学生の女子なら全くおかしなことではない。逆に安心さえする。


「あははー……ちゃんと挨拶しなきゃダメだよ麻由美ちゃーん……?」


 看護師さんが苦笑する。


「いいんですよ。慣れっこですから」

「そっかぁ。それじゃ二人仲良くね!」


 現在の何を見てその発言に至ったのかいささか理解に苦しむが、看護師はそれだけ言って病室を出ていった。

 麻由美は車椅子に座ったまま微動だにしない。ベッドに上がりたいのだろう、じっとベッドを見つめる。

 あの看護師さんが仕事を忘れて放置するわけがない。これも麻由美のリハビリの一環なのだろうか。

「…………」


 …………?


「…………おい」


 病室にふと生まれた声音は、まさか僕のものではなかった。

 麻由美が、やはり微動だにせずそうつぶやいた。


「なに」

「乗っけろ」


 リハビリじゃないのかよ。


 仕方ない、と僕は息を吐いて麻由美の元へ寄った。

 麻由美は突然両腕を万歳をするように大きくあげた。お姫様抱っこなんて初めて人にする。というか女子に触れること自体、本当に何年ぶりか分からない。


 それより──車椅子から一人でベッドまで移動出来ないほど弱って居るのか。

 麻由美が全体重を僕の腕に託す。


 まさにそれは──病的なまでに重さを感じなかった。


「ほらよ、やってやったぞ」


 僕は麻由美をベッドに寝かせると、車椅子を病室のドアのところまで押して行った。

 すると麻由美はなんと、

「当たり前」

 と言い放ち、眠りについた。


 この餓鬼……じゃなかった、こいつはなかなかしぶとい野郎だな。

 しかし、どうも彼女の体重を感じてしまうとやたらと反抗する気にもなれない。

 僕の優しさなんかではなく、忘れられないのだ。


 ──重みのない重みが。


 麻由美はそっぽを向いてイヤホンで何かを聴いていた。

 音楽なのか、はたまた勉強なのかはどうでもいい。

 あと三ヶ月も一緒の部屋にいないといけないことを思うと、僕もこの偏屈な隣人と打ち解けた方が吉かもしれない。


「麻由美ちゃん、何聞いてるの?」


 無視。


「麻由美ちゃんは中学生?」


 無視。


「あのー、な、何か飲み物買ってこようか?」


 無視。


「さすがの僕でもへこむぞ!」

「うるさいなぁ。口でも縫う?」


 初めて会話になったと思ったら、どうやら僕は出会って間もない少女にわざわいの元である口を縫われるそうだ。

 そんなことがあってたまるか。


「ごめん……。これからお世話になるからさ、仲良くなりたくて」


 僕は麻由美に優しく語りかける。


 しかし、そう。


 事情を知らない人が見ればそれは、やけにニヤついた顔で女子中学生をたぶらかそうとしている男子大学生の図だった。

 ただの変態である。


「世話なんかならない。失せ」


 えらく色んな言葉をお知りなようで。


 向こうが拒絶している以上、僕が積極的に干渉するのはよくないか。

 世話にならないと言っていたし、すぐに退院できる見込みが立っているのだろうか。

 それはそれで悲しくもあるし嬉しくもある複雑な感情だ。彼女の方から心を開いてくれるのを待つことにしよう。



 そうして、次の日。

 なんと麻由美まゆみに話しかけられた。


「おい」


 数時間ぶりに聞いた麻由美の声に僕は即座に反応出来なかった。一瞬のラグがあって、麻由美の方を振り向く。

 麻由美はベッドから上体だけを起こして、車椅子を指差していた。


「乗っけろ」


 この女は「おい」と「乗っけろ」という言葉がすぐに出てくるように、変換せずともサジェストされるよう設定してあるに違いない。


「分かりましたよ」


 また僕は麻由美をベッドからお姫様抱っこをして車椅子に乗せた。


「中庭、連れてけ」

「なんで?」

「うっさい。早く」

「はいはい、分かりましたよお嬢様」

「お嬢様は余計だ。死ね」


 せっかく茶化したつもりがフルカウンターされてしまった。

 僕は彼女の言う通りに中庭へ連れていった。

 僕は諸々の検査のために入院しているだけで日常生活に全く支障はない。こうして散歩を兼ねられたのは健康にも良い。


「何しに来たの?」

「あれ」


 麻由美が真っ直ぐ指を差す。

 その先には荘厳な木があった。そこには花びらは付いておらず、枝だけが痛々しく、刺々しく、猛々しく伸びている。

 麻由美があれを差しているのは間違いはない。だけど、あれに何の意味が……?


「あれ、桜の木。毎年毎年見てきた。あの病室に来るまで、別の個室でずっと桜を見てきた。でももう無理なんだ、見れない」

「そうなの?」

「私、死ぬんだ」


 初めて、僕は麻由美の言葉に感情が込もったのを感じた。


 麻由美が死ぬ。


 それはあまりにも現実的なことだった。

体力の衰えから、可能性は捨てきれずにいたが、それにしたってこの冬を越せないだなんてあんまりじゃないか。

 出会って一日で、僕と麻由美には関係と呼べる関係はないのかもしれない。

 それでも、僕は悲しい。麻由美に死んで欲しくない。


「でも、どうして僕に話す気に?」

「私、生まれてからずっと体おかしくて、小学校しか行けてない。今中三なんだけど、三年も家族と病院の人以外会ってなかったから、人と話すの難しくなってた。あの桜は私の大好きなもの。好きなもの見てもらうことしか、仲良くなる方法見つからなかった。……その、ごめん」


 言葉を失った。


 かける言葉を、

 どれを探したとしてもそれは間違いで、きっと麻由美を傷つけてしまうとすぐに理解できてしまったから。

 要するに、逃げたのだ。


 傷つけたくない──傷つきたくないから。

 すると、沈黙を破ったのは麻由美だった。


「今から言うのは命令だ。今年の桜は、お前が見ろ。こんな漫画みたいな恥ずかしい台詞吐いてもらってるだけ有難いと思え。私が見れない分、しっかり生きて、桜を見るんだ」


 車椅子から降りることなく、麻由美は僕を指差した。

 なぜか胸がいっぱいになる。

 と同時に、これが空っぽになってしまう日がくることも分かっている。


 僕は今まで大抵のことは感情に流されずにこなせていたが、今回ばかりは状況が違う。こんなにも小さな子が、もう間もなく死んでしまうだなんて考えたくもない。


「一緒に見よう」

「意外とああいう系の人、聴くんだな」

「うん。お前は?」

「僕も好きだよ」

「……そっか」


 その後、僕らは病室に戻って、とあるアーティストについて眠るまで語らった。

 本当に中学三年生なのかと思うほど麻由美は賢くて、世の中のことを色々知っているようだった。

 それは一般の中学生たちが「大人の世界に入りたくてちょっと指先を触れた程度」ではなく、完全に社会に興味を持って知識に貪欲になっているほどだった。

 それを思うとまた悲しさ寂しさが込み上げてくる。


 今まで生きてきて身内の死に目には何度か遭ってきた。しかしそれは、僕と遠い親戚で特に思い入れもない人ばかりだった。

 こんなにも近しい人が死ぬのは初めてで、僕は正直どんな顔で麻由美と接せばいいか分からない。麻由美のことは全然知らないし、深いところまで掘り下げることも僕らはしないだろう。


 だけど、なんか違う。

 何かが違うのだ。


 道理では説明のつかない、理屈じゃない力がはたらいて、僕は麻由美に死んで欲しくないと思っている。死んだら悲しいと思っている。

 ──どうしようもないのに。

 隣で眠るこの美しい奇跡が、近いうちに無くなっていることに絶望を感じる。

 冗談で覆われてしまったけど、本気で僕は麻由美と桜を見たい。その日まで、僕は後悔のないように、後悔をさせないように麻由美のために生きよう。


 最後の想いが「幸せ」であるように──。


 麻由美はもうじき死ぬ。だから、学校のことも将来のことも何も考えなくてよい。

 死の直前というのが案外一番、人生の中で自由な瞬間なのかもしれない。

 それが幸福に結びつくのか、僕には分からないが。


 そんなわけで、麻由美は病室で自由に過ごしていた。

 両親がお見舞いに来れない時は遺書なんか書いて看護師さんに涙ながらに怒られていた。

 それ以外は音楽を聴きながら仰向けに眠ったり、文庫本やハードカバーを読んだりしていた。

 僕はといえば、あまり病室にいる時間は取れなかった。ネットの使える場所で卒業論文を進めていたからだ。

 本当ならこんなものほっぽって麻由美と一緒にいたいが、麻由美ができないことをしないのは麻由美の生への冒涜ぼうとくだと思った。


 それでも極力彼女との時間は作るようにした。二人でアーティストや小説家について語らったり、大学について教えたり、逆に小学校時代のことを教えてもらったりして充実し過ぎる時間を過ごした。

 地頭が良いからなのか、麻由美と話していて疲れることは一切なかった。僕のことを「お前」という癖と命令口調は変わらないが、そんなこと、彼女が死ぬことに比べればいくらでも許せた。


「お前は死にたいと思ったこと、あるか?」


 消灯し、もう後には就寝しか予定が無くなった暗闇の中で麻由美はそんなことを言った。


「あるよ」


 僕は天井を見つめている。

 当然それが天井なのか、暗くて認識できない。


 包み隠さず、素直に胸の内を明かした。

 誰にだってそんなことを思う日がくる。僕は今までそんなことを思ったことはなかったが──そう。


「麻由美の代わりに僕が死ねたらなって、心から思う。家族も充分な生活も健康な体も、全部ぜんぶ麻由美にあげられたらって思う。僕も体は健康じゃないけど」


「ダメだ」


 麻由美は強く、短く言った。

 その声が暗闇には溶けずに、僕の鼓膜に残る。


「もし私とお前の立場が逆で、お前が死ぬかもしれなかったら、きっと私もそう言ってた。だけどな、それは普通にいい迷惑だ」


 当事者が言うんだから間違いないことなのだろう。僕はなんだか泣きたい気持ちを誤魔化すために笑った。


「かもしれないな」

「……言い方が悪かった、謝る。物凄く嬉しいし、本当にお前は優しいんだなった改めて感じた。だけど──いや、だからこそお前には生き延びて欲しいよ。桜を見て、何事もなく退院して、彼女と幸せな家庭を築いて欲しい。普通ならここで『私のことは忘れて』って言うんだろうけどさ、私は違うぞ。絶対に私のことは忘れるなよ」


 思わず麻由美の方を見てしまった。

 しかしそこにあるのは果てしない闇で、麻由美の姿は視認できない。

 どうしても、麻由美の存在を確認したくて、スマホのライトで麻由美を照らす。仰向けで胸を上下にさせながら眠っていた──と思おう。


 僕は、寝たフリをした麻由美の存在をこの目に焼き付けて眠りについた。

 誰かが啜り泣く声なんかは、聴こえなかった。


 麻由美が話なくなった。

 厳密に言えば話なくなった、という方が正しい。


 麻由美は沢山の管を体に通され、鼻と口を覆うように酸素マスクをさせられていた。

 二人で不味いと言いながら食べた病院食ももう必要ない。

 意識が朦朧としている時間が多くなり、目を虚ろげにこちらに向けてくる度、僕は自分の無力さに苛まれながらも麻由美の元へ寄ってその手を握った。


 意識がはっきりとしている時は筆談で会話を少しの間だけしていた。明確に彼女の死を悟り出した。

 桜の木は未だ、花弁はなびらをつける気配もなく無情にも焦茶の枝を自由に伸ばしている。


『おい』

「なんだ?」

『お母さんとお父さんを呼んできてくれ』


 ルーズリーフの文字は、幼稚園児よりも乱雑で汚くて、かろうじて読めるぐらいだ。


「その手には乗らない。この場所から絶対に離れないから」

『死ぬところを、見られたくない……』


 そんなことを言い出すということは、もう間もなくということなんだろう。

 麻由美の鉛筆を持つ手が震える。


「大事な人の死に目に逢えないなんて嫌だ」

『大事な人って』

「当たり前だろ? 大事な人じゃなかったらなんなんだよ……」


 僕は、泣いている。

 もちろん麻由美のお母さんとお父さんはここにいる。

 麻由美は僕しか認識できていないのだ。そのことが、麻由美の意識が朦朧としているのを僕らにまざまざと伝える。


 すると、突然。

 麻由美が震える手でゆっくりと酸素マスクを外した。


「だいじな、ひと、だ。つばさ……」


 麻由美の心拍を表示するモニターが、一本の直線になった。ピーと空虚な音が病室に響く。お母さんもお父さんも麻由美のことを抱きしめながら大声で泣いた。

 僕も例に漏れず、涙をひっきりなしに流した。

 あんな優しい声、出せるんじゃねえかよ。


 その日、麻由美が死んだ。




「もう、いい加減にしてよ! いちいちうっさいの!」

「こら、綾乃あやの待ちなさい!」

「いいよ、僕が言ってくる」

「ごめんね翼。私、綾乃に怒鳴ってばっかで……」

「気にすんなって」


 僕は階段を上って綾乃の部屋の扉をノックする。


「お父さんだけど」

「お父さんでも一緒だから! どうせお母さんの味方なんでしょ!」


 綾乃の怒声が壁を伝い、扉の僅かな隙間を微かな音が埋める。


「あはは……僕はどっちの味方でも無いんだけど。ま、このままでいっか」


 そのまま扉にもたれかかって座り込んだ。綾乃は高校一年生、反抗期真っ只中だ。僕は未だに綾乃との距離感を掴めないままでいる。


「綾乃、どうして苛立ってるんだ?」

「だってお母さんがうるさいから……。私は高二までは部活頑張って、三年から受験勉強するって言ってるのに」

「そっか……。バトミントン、頑張ってるもんな」


 綾乃はバトミントンを中学からずっとしており、大会でもいい成績を修めている。

 反抗期に突入した中三の頃からは「来なくていい」と言われているのに、僕はどうしても時間がある限り見に行ってしまう。

 その度に恥ずかしそうに怒られるのだけど。


 バドミントンで大学に行くつもりはないらしいから、最終的には勉強して大学に進学するのだろう。

 綾乃にも勉強をする気はある。だけど、それではお母さんの心配は拭えないか。

 綾乃のことを思ってのことだろうが、僕は高校のうちは別に好きなことをやればいいと思う。

 時間を無駄に過ごすと言う人がいるかもしれないが、好きなことをしている方が無駄ではない。


「僕は綾乃に頑張って欲しい。バトミントンも、その後する勉強も。綾乃の人生を僕は応援したい」

「来ないでって言ってんのに試合見に来るよね」

「申し訳ない……でも好きだからなぁ。綾乃が勝つところを見るのが」


 おもむろに扉が開く。

 僕はもたれたままだったので物理法則に素直に倒れてしまった。綾乃が「なにやってんの」と僕を見下ろす。


「言っとくけど、約束はしないからね。果たされないことなんか大っ嫌い」


 心臓の拍動が、フルマラソンを走った後のように激しく響く。

 持病はとっくの昔に治っている。

 しかし、僕は焦っている。


「あの曲、お前も好きなのか」

「あの曲? 何それ」

「椎名林檎の『本能』だよ」

「へぇ、そんな曲があるんだ。知らないけど?」


 綾乃は優しく笑いかけた。まるで僕のことを受け入れ、包み込んでくれるような微笑みだった。

 ──ふと、彼女のことを思い出したのは言うまでもない。


 彼女──麻由美は目の前で生きている。


 決して依存しているわけではない。少しだけ麻由美を懐かしんだだけで、目の前で生きているのは僕の娘だ。

 綾乃だ。

 麻由美が成し遂げられなかった、生きるという行為を続けて、人を愛して結婚した。小学校の教師として、未来の奇跡たちと触れ合っている。

 そして綾乃という自分の命よりも大切なものができた。

 思わず綾乃を抱きしめた。


「ちょっ、そこまでしていいとは言ってな──もう、しょうがないんだから。……んねぇーお母さーん、お父さんが子どもみたいだよぉー」


 なんだかんだで綾乃は僕の娘だ。根は優しいのだ。

 人への気遣いができて、本当に困っている時は誰彼構わず助ける。

 それはまるで昔の僕を見ているようだった。


「ようやく、大人になったよ」


 そう吐いた言葉は綾乃きみの心に紡がれた。

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