皆さま、夏はいかがお過ごしでしょうか。ずっと小説を書いていた二、三年前からは想像もつかないほど遅筆になっています、どうもおろしちみです。一日に1000字書くだけで集中が途切れるクズです。
さて、作品の解説に入っていきますが、これは実体験を基にして書いています。高校生という、将来への不安でピリピリしている中、芸術のように不確定なものを目指している人間というのはかなり後ろ指を差されてしまいます。今でこそ、それなりにきちんとした文章が書けるようになったのであまり言われることはありませんが、昔は酷かったものです。
本当は、僕の想いを込めた主人公が報われる話を書きたかったのですが、それでは面白みに欠けるのでダークな内容にしました。
カクヨムで書くのは殆ど初めてに近かったですが、カクヨムというファッションを使って面白いことを出来たなぁと思います。
台詞については、「俺と手を繋いでた方が長く続いたのに。早く彼氏とセックスして死んじまえよ」というのは、電池の「直列つなぎ」・「並列つなぎ」の消耗時間についての暗喩でした。